“雪衣”の晩年を演じる多岐川裕美「勇と結婚できても、雪衣はずっと心にわだかまりを持ったまま生きてきたんだなと」<カムカム>
連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)に、多岐川裕美が雉真雪衣役で出演。晩年の“雪衣”を好演している。
同作は、昭和・平成・令和の時代を、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代の女性の物語。戦争で夫と死に別れ、娘を置いてアメリカに渡るしかなかった祖母・安子を上白石萌音が、親と英語を憎みつつも、ジャズソングに救われて自分の人生を切り開いた母・るいを深津絵里が、そして、時代劇の世界に憧れながらも、回り道を経てラジオ英語講座に自分の居場所を見つけた娘・ひなたを川栄李奈が演じる。
多岐川演じる雉真雪衣は、女中として雉真家に入り、ついには思いを寄せていた勇と結婚するに至るという役どころ。勇が恋していた相手である安子には良い印象を持っておらず、安子の娘・るいに「るいちゃんを女手ひとつで育てるのを諦めて、雉真の家にお返ししようと決めたんだと思います」などと不穏なことを告げ、SNSでトレンド入りするなど視聴者の間で話題を呼んでいた。
下に続きます