清原果耶が主演を務める火曜ドラマ「ファイトソング」(TBS系)の最終話が3月15日に放送された。花枝(清原)と芦田(間宮祥太朗)、慎吾(菊池風磨)、凛(藤原さくら)の恋が決着し、視聴者を感動の渦に巻き込んだ。(以下、ネタバレがあります)
「大好き。一緒にいたい」
連続テレビ小説「ひよっこ」(2017年、NHK総合ほか)やドラマ「この世界の片隅に」(2018年、TBS系)などの岡田惠和が脚本を担当する「ファイトソング」。“取り組み”終了後に受けた手術で耳が聞こえなくなった花枝は2年後、芦田と再会した。だが、今も好きだと全力で押しまくる芦田に対し、“取り組み”ではない無期限の恋愛に踏み出す勇気が持てない花枝はただただ逃げまわっていた。
そんな2人の仲を取り持ったのは、慎吾だった。慎吾が開いたパーティーの席で、芦田が「俺は待ってる。待ちたいんだ。花枝が俺を必要だと思ってくれるまで。一緒にいたいって、思うまで」と思いを伝えると、花枝も「恋とかするの怖いんです。弱いところばっかり相手に見せて、甘えて。そういう自分が想像できなくて」と不安を見せながらも、最後は涙で「芦田さんのことが好き。大好き。一緒にいたい。いたいです」と、素直な思いを口にした。
「あたしの『バーカ』は大好きだって意味なんだよ」
第9話で花枝にフラれてしまった慎吾にも、心ときめく展開が待っていた。憎まれ口を交わす仲だった幼なじみ・凛から突然“ずっと恋してる”と告白され、仰天。「あたしの『バーカ』は大好きだって意味なんだよ、バーカ!」とぶっきらぼうながらも精いっぱい思いを伝える凛をたまらず抱きしめ、「ありがとう。俺のこと、好きになってくれて」と笑顔になった。