高畑充希主演のドラマ「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の最終回が3月16日に放送され、物語は完結を迎えた。雛子(高畑)に訪れた最大の試練と三角関係の結末。ムチャブリから始まった物語は、ラストまで見逃せない展開だった。(以下、ネタバレがあります)
雛子に浅海からのムチャブリが復活!
同作は、出世欲のない今どきOLの主人公・雛子が、恋に仕事に奮闘する“お仕事エンターテインメント”。雛子を子会社の社長に“ムチャブリ”したカリスマ社長・浅海を松田翔太、雛子に何かと突っかかる生意気な部下・大牙を志尊淳が演じた。
浅海の解任により、雛子ら子会社の面々に解散が言い渡された最終回。雛子は自分の無力さに打ちひしがれるが、大牙ら部下たちは自分たちの会社を本社から買い取ろうと奔走した。
そんな中、浅海が株の過半数を取得し、本社の社長に復帰。雛子にさらなるムチャブリを発動させる展開が繰り広げられた。
人生の大きな選択を迫られた雛子
人生は選択の連続、とも言われる。最終回では、雛子の後輩である柚(片山友希)が、浅海を陥れた野上(笠松将)と復縁して結婚を決めた。そんな柚は「学生のうちはみんな大して変わらないのに、ここから結婚とか出産とか、何を選択するかでこれからの人生が大きく変わっちゃいそうで、私、ちょっと怖いんです。慎重に選んでいかないと」と語った。
それに対して雛子の部下・和湖(山田真歩)が言った「人は選択肢を提示されると、そのどれかを選ぶものだと思い込む。だけど、どれも選ばないという選択肢もある」も、真理だ。
そして、これまで八方美人で切り抜けてきた雛子も、人生において大きな選択を迫られることになった。