昨年10月よりメジャーデビュー5周年というアニバーサリーイヤーをスタートさせたビッケブランカ。そんな彼が、ベストアルバム『BEST ALBUM SUPERVILLAIN』をリリース。
この5年を振り返りつつ、ベストアルバムに込めた想いについて話を聞いた。
ベストアルバム『BEST ALBUM SUPERVILLAIN』は、これで出し足りないなんてことはないから、ジャストか、もしくはちょっと多いかなぐらい
――昨年10月よりメジャーデビュー5周年というアニバーサリーイヤーをスタートさせましたが、常に新曲を発表し続けてますし、5年とは思えないほどの濃密な時間を過ごしてきた印象があります。ご自身ではどう感じていらっしゃいますか?
「体感的にはジャストぐらい、ちょうど5年かなっていう。ここ2年はツアーも延期になったりして、ちょっと中途半端な感じになりましたけど。今、スケジュール的にその2年分がそのまま後ろ倒しになってるみたいなところがあるんで」
――新型コロナウイルスの感染拡大の影響でライブができない時期もありましたしね。
「ライヴができないってことで、いろいろズレ込んでしまったんですよね。それを微調整して、プランとしてはこれから3年目にやろうしていたことを実現していくような感じなんです」
――今回、そのアニバーサリーイヤーを記念して、ベストアルバム『BEST ALBUM SUPERVILLAIN』がリリースされますが、もうベストアルバムなのかという気持ちもあったんです。ただ、振り返ってみれば、CDだけを数えてもシングル5枚、コラボシングル1枚、ミニアルバム1枚、フルアルバム4枚をリリースしているんですよね。
「そうなんですよ。出し過ぎてるっていうのもあるけど(笑)」
――かなり多作なタイプだとは思いますが、これがマイペースのような?
「これで出し足りないなんてことはないから、ジャストか、もしくはちょっと多いかなぐらい。インディーズだった期間もあったし、それと比べると『メジャーってこういうテンポ感なのね』みたいな感覚だったというか。あと、曲の作り方もだんだんと変わってきて。アルバムに向けて、というより、曲を書いて欲しいというありがたいオファーを受けて、その人たちと話しながら作っていくことが増えたんです。それも良かったですね」
――単純に自分のイマジネーションだけではなく、外部からの刺激やキッカケもあり、よりクリエイティブが豊かになってきた。
「自分の世界だけで作るのも面白いんですけど、関わる人やモノがあると、想定外のモノができることを知りましたから」
ビッケブランカ=2016年ミニアルバム『Slave of Love』でメジャーデビュー。ドラマ「獣になれない私たち」(2018年日本テレビ系)挿入歌「まっしろ」やSpotify CMソング「Ca Va?」、ドラマ「群青領域」(NHK総合ほか)の主題歌「北斗七星」などタイアップも多数手掛ける。大型フェスにも多数出演している。8月からは、THE TOUR『Vicke Blanka』もスタート。
■THE TOUR『Vicke Blanka』
8月27日(土) 愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール
9月9日(金) 大阪・フェスティバルホール
9月16日(金) 石川・金沢市文化ホール
9月18日(日) 福岡・ 福岡国際会議場メインホール
9月23日(金・祝) 宮城・トークネットホール仙台 大ホール
10月10日(月・祝) 北海道・札幌市教育文化会館
10月30日(日) 東京・東京ガーデンシアター
※2022年4月25日(月)12:00からオフィシャルファンクラブ「French Link」最速先行チケット抽選予約がスタート
公式サイト
https://vickeblanka.com/
『BEST ALBUM SUPERVILLAIN』
3/23(水)発売
BEST ALBUM SUPERVILLAIN avex trax
収録曲●(DISC1)ココラムウ/Natural Woman/Slave of Love/Echo/Golden/Moon Ride/Want You Back/Stray Cat/幸せのアーチ/THUNDERBOLT/ウララ/Get Physical/Black Rover/今ここで逢えたら/夏の夢/まっしろ/Winter Beat/キロン/WALK – long ver.
(DISC2)Lucky Ending/Ca Va?/白熊/Black Catcher/Shekebon!/TARA - 2020 Mix/かたうた/Avalanche/ミラージュ/ポニーテイル/ 天/蒼天のヴァンパイア/夢醒めSunset/FATE/オオカミなら/北斗七星/アイライキュー