テレビ朝日の公式YouTube「動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】」で“ダイエット企画”を行っている三谷紬アナウンサー。2020年3月から10kg減量(後に8kg減量に修正)をスタートした同企画も、3月31日(18:30-)の生配信での最終測定をもって終わりを迎える。三谷アナは、Twitterで書かれていた“妊娠疑惑”をきっかけに、「いろんな人に見られながらダイエットするのがいい」と考え、YouTubeでのダイエット企画を提案したという。YouTubeで公開されている動画では、汗だくになりながらきついトレーニングに挑み、自身をさらけ出す姿を見せているのも印象的だ。そのことについて聞くと、「『アナウンサーは自分をさらけ出しちゃいけない』という固定概念は違うかなと思う」と述べ、「アナウンサーも自分をさらけ出していい」という自身の考えを明かした。
Twitterでの“妊娠疑惑”で「さすがに痩せないとまずい」YouTube企画としてダイエット決意
――ダイエット企画は2020年3月からスタートしましたがスタートの経緯をお聞かせください。
プロデューサーに「アナウンサーでYouTubeの企画をやろうという話が出たんだけど、何かやりたいことある?」って聞かれて、「ダイエットをやりたいです」と言ったのがきっかけです。
――ダイエットを選んだのは、どのような理由があったのでしょうか。
当時担当していた番組のオンエア終わりに、スタッフから視聴者のツイートを見せられたんですが、「三谷アナは妊娠してるのではないか」みたいな妊娠疑惑が書かれていて。しかも数人くらいなら良かったんですが、結構ツイートがあったので(笑)、「さすがに痩せないとまずいな」と思いました。私は怠惰な人間なので1人でダイエットをやっても成功しない、いろんな人に見られながらダイエットするのがいいなと考えて、YouTube企画としてダイエットを提案したんです。
ダイエット企画で広がった交流と仕事「まさかマンガ誌の表紙をやらせてもらえるとは」
――動画は開始と同時にかなりの反響がありました。三谷さんご自身には、どういった反響が届いていましたか。
他局のアナウンサーから「ダイエット企画見てるよ」って言っていただくこともありました。たとえば日本テレビの安村アナウンサー(※安村アナ自身も過去にダイエットに成功)は、勝手に私は同志だと思っているのですが、共通の知り合いのディレクターさんを通して、お互いの情報を交換したり、お互いの姿に対して「頑張ってますよね」みたいなやり取りをしていました。あとは、グラビアをやらせてもらったのも、すごく経験として大きかったですね。まさか妊娠疑惑が出るほどだった人間が、大手のマンガ誌の表紙をやらせてもらえるとは思ってもいなかったです。
――YouTubeについて、街で声をかけられたことはありましたか。
めちゃくちゃ言われました。一番恥ずかしかったのが、家に帰る途中に履いてたヒールが折れてしまったので、靴屋さんに行ったんですよ。それで、靴を片方しか履いていない状態で待ってたら、他のお客さんに「いつもYouTube企画を見てます」って言われたことですね(笑)。ただ、直接声をかけられるのもそうですが、「私も一緒にダイエット頑張ろうと思ってます」とInstagramで頂くことも多くて、励みになりました。
学研プラス
発売日: 2021/06/17