“御意見番”として出演する生放送の難しさ
また、配信を続ける一方で、上原氏は2020年10月に「サンデースポーツ」の解説、2022年1月に「サンデーモーニング」の“御意見番”に就任。就任から約2カ月が経った“御意見番”は「収録だったらカットできるけど、生放送はそれができないから、そこは難しいです」と感想を語りながらも、YouTube同様、事前の準備は「全く何もしていない」のだという。
そんな上原氏と共演して感じた「特にすごいと思うところ」を上田に聞くと、上田は「いろんな人の気持ちを大切にしているところ」と回答。「ゲストや視聴者の皆さん対してはもちろんのこと、広く球界のことも考えていることが言葉の端々から感じられます。さまざまな人の立場を慮り、真っすぐに発言するからこそ、上原さんの言葉には重みと愛があるのだと思います」と、 “話し手”としての上原氏の印象を語った。
「見てくれる人が『楽しい』と思ってくれたら」
そして、上原氏に今後のYouTube配信の目標を尋ねると、上原氏は「何も考えてない」と言いながらも、「それこそハリさん(張本勲氏)にもオファーをしていて。いずれは撮りたいと思っています」と、新旧“御意見番”の共演プランを告白。
さらに「落合(博満)さんともやりたい」と続けると、「上の年代の方たちにも出てもらったら、年配の方にも見てもらえるかなって。登録してるのは若い人が多いと思うので、もう少し年配の人たちも巻き込めたら、登録者数も増えるんじゃないかと」と意欲をのぞかせる。
だが、「チャンネル登録者数を100万人にしたいなどといった具体的な目標は?」(上田)という質問には、「100万人にしたかったら毎日上げていかないと。そこまで大変な思いはしたくない(笑)。見てくれる人が『楽しい』と思ってくれたら、それだけでいいんじゃない?」と上原氏。あくまでもマイペースの姿勢で、これからもYouTubeというマウンドに上がり続けていく。