橋本良亮「『YOUは明日デビューだよ』って言われたぐらいの緊張感」
昆は2012年に韓国で「ネクスト・トゥ・ノーマル」を観劇したことがあると話し、「韓国語なのであまり内容は分からなかったんですけど、パワーと歌唱力に衝撃を受けました。日本でもし上演するならやってみたいと当時思っていて、10年後にこうして関わることができて嬉しく思います」と10年間越しに夢が叶い、笑顔を見せた。
海宝同様、ダイジェストバージョンに出演していた岡田は、「終わった時にプロデューサーの小嶋(麻倫子)さんに『絶対再演してください!絶対もう一回やらせてください!』ってお願いしました。ありがとうございます!」と本作に対する並々ならぬ思いがあるようだ。
本格的なミュージカルは初となる橋本は「新納さんに『この作品って難しいですよね。アドバイスありますか?』って相談したら、『難しいから頑張って』という返事が来たので頑張りました(笑)。ガッツリミュージカルは初めてなので不安だったんです。入りたてのジュニア(ジャニーズJr.)が『YOUは明日デビューだよ』って言われたぐらいの緊張感というか(笑)。でも、素晴らしい面々の中に混ざることは僕にとってすごいことなので、昆ちゃんが演じるナタリーを1カ月間ガッツリ愛したいと思います(笑)」と元気に心境を語った。
橋本から相談を受けた新納は、自ら“「ネクスト・トゥ・ノーマル」オタク”と呼ぶほど、この作品を惚れ込んでいる。「2007年か2008年ぐらいにニューヨークのオフブロードウェイで上演された時、好き過ぎて8回ぐらい通って観ました。日本初演の時、連日満席というわけにはいきませんでした。双極性障害をテーマにした作品は日本ではまだちょっと早かったのかな?って。でも今、センシティブなテーマを扱うミュージカルを大々的にできるようになりました。この作品のテーマが日本の皆さんにも届けばいいなと思っています」と述べた。
ミュージカル「ネクスト・トゥ・ノーマル」は4月17日(日)まで東京・シアタークリエで上演中。その後、兵庫、愛知でも上演が予定されている。
TCエンタテインメント