女優を目指すようになったきっかけは“朝ドラ”
――女優のほか、声優や歌手としても活躍されている福原さんですが、それぞれのお仕事に挑戦したきっかけはどのようなものだったんでしょうか。
女優というお仕事は、NHKさんの“朝ドラ”「おひさま」(2011年、NHK総合ほか)を見て、人に影響や感動を与える作品ってすごいな、私もやってみたいなと思ったんです。
声優のお仕事に挑戦したのは、「まいん」のアニメパートで経験する機会があったのですが、その際に楽しさを感じたことがきっかけです。
歌については、もともと音楽を聴くことが好きで、日ごろもお風呂に入るときや移動中など、ずっと音楽を聞いて癒やされているので、ずっと音楽に関わりたいなという思いがありました。
――4月スタートのドラマ「正直不動産」、そして2022年度後期連続テレビ小説「舞いあがれ!」とNHK作品が続きますね。
「まいん」でいろいろな経験をさせていただいたり、愛情をいただいたり、番組のおかげでいろんな方に知っていただけたりしたので、私にとってNHKさんは原点ですし、感謝の気持ちがとてもあります。だからこそ、NHKさんのドラマに出ることは目標の1つだったので、本当にうれしいです。今後、恩返しができるようにこれからも頑張りたいと思います。
――マルチに活躍されている福原さんですが、今後の展望は?
今、女優や声優、歌手のお仕事をさせていただいているのですが、全て共通するのは“表現する”お仕事であるということ。少しでも表現の引き出しを広げながら、誰かの心に響いたり、パワーを届けられるような演技ができたらいいなと思います。
いろいろな分野でお仕事をさせていただいていますが、1つ1つを極めて、大切にしたいなという思いがあります。ていねいに向き合っていきたいです。