「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」の完成披露試写会が4月3日に都内で行われ、川栄李奈、ハライチ(岩井勇気、澤部佑)、野原しんのすけ(声優・小林由美子)、橋本昌和監督が登壇。タイトル通り“忍者”がテーマということで、日本で唯一の忍者公認団体“日本忍者協議会”の顧問で忍道総師範の川上仁一先生と、習志野青龍窟、弥圓佐助も参加した。
まずは“忍者クイズ”として、ゲスト声優の3人が忍者に関する問題に挑戦。1問目は「忍者が敵の城に潜入するために人の高さのある壁を飛び越えました。その方法は?」。澤部は「オナラで飛ぶんじゃないですか? ぶりぶりプー!って」と答え、岩井は「こちら側が壁の内側と思えば、内側!」と、とんちスタイルで回答、川栄は「木とかで棒高跳びみたいにして飛ぶ!」と答えるが、川上先生は「近いですが違います」と、残念ながら3人とも不正解に。
正解は「一人の忍者が足場になって、もう一人の忍者がジャンプする」ということで、ハライチの二人が壁役を務めて実践し、見事に岩井と澤部の間を飛び越えてみせた。澤部は「おぉ! すごっ!」と感心していたが、岩井は「パパパッと行くのかと思ったら、意外とここで」と、思ったよりも動作が遅かったと素直な感想を伝えた。
第2問は「手裏剣は英語で何と呼ばれている?」。岩井は「手裏剣で“手”がついているから、ハンド…スピナー(笑)」と答えて不正解。川栄に「“ハンド”って付きますか?」と聞かれて、「付かないです」とすぐに答えた川上先生に対して、澤部は「川栄に優しいな」とツッコミを入れる場面も。「Ninja Star」が正解だと知らされると、「星の形に見立てているのか」と納得した。
今度は、ハライチの二人が手裏剣投げに挑戦。なぜかダーツスタイルで投げ、壁に刺さらず失敗した岩井は、「反省しています。なぜダーツ方式でやってしまったのか(笑)」と残念そうな表情。澤部は力強く壁に投げつけて見事成功! しかし、「急にグッとやると…」と、ちょっと腰を痛めた様子。それを見た岩井は「澤部さんが投げた瞬間に忍者が吹き矢を」と言って、会場を和ませた。
最後は、しんのすけが「いやぁ、今日は皆さん、おうちでダラダラ~ってしたいところ、はるばる映画を見にきてくれて、本当に、本当にありがとうございますぅ~。この映画がとっても面白かったら、お友達にも紹介してくれたら、おら、とってもうれしいぞぉ~。映画が公開されたら映画館にも見にきてほしいぞぉ~。ゴールデンウィークは、おらの映画でゲラゲラ笑えばぁ。じゃ、そういうことでぇ~」とあいさつをして締めくくった。
「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」は4月22日(金)より全国東宝系にて公開。
◆取材・文=田中隆信
NHKエンタープライズ
発売日: 2022/08/26