阿部寛、“公式ホームページの更新”を拒否「でも、あれ人気だから(笑)」
映画「とんび」(公開中)の初日舞台あいさつが4月8日に東京都内の劇場で行われ、阿部寛、北村匠海、杏、安田顕、大島優子、瀬々敬久監督が登壇した。初日舞台あいさつでは、安田からのアドバイスに、阿部が切り返す場面があった。
安田顕、阿部寛に「公式ホームページを更新された方がいい」
映画について胸を打たれたシーンを聞かれた阿部は「歌を歌うところなのですが、撮影している時は『この歌はこの設定に合っているのかな』と疑問に思っていたんですけど、映画として完成した時に『こんなに胸を打つ歌い方ってあるんだな』と思って、改めて瀬々さんに感謝しました」と明かした。
そんな中、司会者から「この春、新しく始めたこと、始めたいこと」を聞かれた阿部が「これ、昨日から考えているんですけど、思いつかないんですよね…」と首をひねっていると、隣りの安田が「阿部さんはやっぱり、ご自分の公式ホームページを更新された方がいいですよ(笑)」とアドバイスし笑いを誘った。すると、阿部は苦笑しながらも「でも、あれ人気だから(笑)」と切り返し会場を沸かせていた。
阿部寛がアピール「時代を超えて常に不変的に感動できる話」
最後に、阿部は「この映画の中には、いろんな優しい人間たちがたくさん出てきて、足りない父親である“ヤス”を町中で励まし合いながら、みんなで親になって優しさを持って(旭を)育てていきます。こういう話は時代を超えて常に不変的に感動できる話だと思っています。皆さんもこの映画が気に入ったら、ぜひ何度も見に来てください!」とアピールした。
同作品は、重松清の同名ベストセラー小説を映画化したもので、いつの世も変わることのない親子の絆を描く“家族の物語”。阿部が日本一不器用な男・“ヤス”こと市川安男を、北村が安男の息子・旭を演じる。
取材、文=原田健