「ヒヤマケンタロウの妊娠」あらすじ
“スマートに生きる”ことを信条に第一線で仕事をこなし、特定の恋人も作らず人生を謳歌していた桧山健太郎(斎藤工)は、ある日突然自分が妊娠していることを知る。
男性の妊娠はかなり珍しい中で、自身に訪れた予想外の出来事に慌てふためく桧山。仕事優先で結婚や出産は二の次だったパートナーの亜季(上野樹里)も戸惑いを隠せない。
紆余曲折を経て出産を決意した桧山と亜季だったが、社会から向けられる予想外の眼差しや妊娠によるキャリアの壁、妊娠した男性への偏見を身をもって体験することになる…。
男女逆転の安産祈願に神主も困惑…!?
今回解禁されたのは、出産を決意した桧山とパートナーの亜季が、神社で安産祈願を行う様子と神主のやり取りのシーン。
“母子ともに”健康に出産できるよう神社へご祈祷に行く風習である安産祈願。ご祈祷後、神主は明らかにお腹が目立っている桧山を差し置いて、亜季に“母子”の健康を願う言葉をかけ、授与品を渡すが、その帰り道に桧山は「絶対にわざとだろ」と納得がいかない様子を見せる。
この“安産祈願”のように、世の中の固定観念、そしてその固定観念を目の当たりにすることで徐々に自身の先入観から解放され、物事を多角的に見られるようになっていく桧山の姿が作品全体で描かれている。
なお、このシーンはまだまだ物語の中盤で、当事者になったことで社会に満ち溢れる思い込みや無意識の偏見に気が付いた桧山が、この先亜季とともにどう向き合っていくのか、興味をそそられる映像となっている。
Netflixシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」
原作:坂井恵理『ヒヤマケンタロウの妊娠』(講談社「BE LOVE KC」所載)監督:箱田優子 菊地健雄
脚本:山田能龍 岨手由貴子 天野千尋
出演: 斎藤 工 上野樹里
筒井真理子 岩松 了 高橋和也 宇野祥平 山田真歩 / リリー・フランキー
細川 岳 前原 滉 森 優作 山本亜依 伊勢志摩 篠原ゆき子 橋本 淳 小野ゆり子 木竜麻生
斉木しげる 根岸季衣
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一(Netflix コンテンツ・アクイジション部門マネージャー)
プロデューサー:間宮由玲子(テレビ東京) 太田勇(テレビ東京) 平林勉(AOI Pro.)
企画・制作:テレビ東京
制作協力:AOI Pro.
配信:4月21日(木)Netflixにて全世界同時独占配信
【Netflix作品ページ】www.netflix.com/ヒヤマケンタロウの妊娠
バップ
アミューズソフトエンタテインメント
発売日: 2011/10/17