ロバート・秋山竜次扮(ふん)する最先端のクリエイターにインタビューする「クリエイターズ・ファイル」。今回は、27グループを掛け持ちする今もっとも多忙なパフォーマー・KEN-NINこと桑田兼任(年齢非公表)。次々と話題のダンス&ボーカルユニットを輩出するP・G・Gことフェニックスガンマングループで、絶対に欠かせない男――KEN-NINを突き動かすものとは?
この量のグループの予定を調整するのは至難の業です
KEN-NIN
「本音を言わせていただくと、正直、27グループを掛け持ちするのは本当に大変だし、きついです。年齢は公表していませんが、確実にメンバーとも話が合わなくなってきているところもあります。一番大変なのはスケジュールの管理で、この量のグループの予定を調整するのは至難の業です。Yoneさんには本当に感謝していますが、これ以上思いつきでユニットを増やさないでほしいですね。もっとグループの数を絞ってクオリティを上げるべきじゃないかなって。ダンスはややこしくならないようにほとんど同じにしています。もちろん、自分としてはやれる限り全力で踊り切りたいです」
P・G・G総合プロデューサー・元パフォーマー Yone氏(54)
「やはり自分が現役の頃から一緒に踊っているKEN-NINは自分にとって一番信頼の置ける人間です。27グループの掛け持ちはたしかに多いとは思いますが、彼は絶対に断ることはしないんですよ。まずギャラもその分、お渡ししてますから。彼がいるとどのグループにも一本芯が通ると思います。若いパフォーマーの相談役も務めてくれていて本当に大切な存在です。今後も掛け持ちが増える可能性はありますね。やつならやってくれますよ」