趣味は大仏鑑賞!? 人気“ニコモ”南沙良が女優デビュー!「すごく恵まれているなと…」
初の映画撮影について、南は「初めてで本当に右も左も分からない状態だったのですが、そんな中で皆さんが支えてくださったりアドバイスをくださったりして、すごく恵まれているなと思いました」と振り返る。
両親役の浅野&田中との共演については「浅野さんは本当に透明感があって、とても優しい方で、そんな浅野さんとご一緒にお芝居をすることができて本当にうれしかったです。
田中さんは面白くて、かわいらしくて、とてもおきれいで、よく気にかけてくれたり、お姉さんがいたらきっとこんな感じなんだろうなぁと思っていました。田中さんのお芝居を間近で見ることができて、とても刺激を貰うことができました」と、感激もひとしおの様子。
本作の見どころを「この映画は、家族のあたたかさや、大切さだったり、家族とは何かというのをあらためて感じることのできる作品なので、ぜひご家族で見ていただきたいです」とアピールした。
また、三島監督は南について「沙良さんは、子供でもあり少女でもある顔立ちで、不安定な声、はにかみ屋で眉をハの字にして笑い、でもどこか大きな不満を抱えている佇まいで、所在なげに立っている、そんな女の子でした。
演技が始まると、今までお芝居をしたことがないのに、相手役の投げる芝居に動物的な鋭い勘で反応し、感情を反射的にしかも的確に返してくる。
演技した後には、もっと演じたいという渇望を強く感じ、真摯な目でこちらを見つめて自分の考える薫について話してくれました。イマジネーションと反応力は役者さんに求められることの要素だと思うのですが、いきなりここまでできる人はなかなかいません。
誤解を恐れず表現するなら、ずっと探していた“イマジネーションにあふれた知的で危険な動物”を『見つけた』と思いました」と独特の表現で絶賛した。