舞台「冤罪執行遊戯ユルキル」に出演中「17歳の役です(笑)」
――4月23日から上演中の「冤罪執行遊戯ユルキル the stage」ですね。どんな舞台ですか?
莇(あざみ)リナという役で出演しています。17歳の役です(笑)。ビジュアルが公開された時、いつもの私とは全く違う雰囲気だったので、最初は私だと気付かなかった人も多いみたいで、舞台はそういうふうに自分とは違う人物になれるところも楽しくてやりがいがありますね。それと、同じストーリー、同じせりふでも毎公演違うんです。そういう意味で、いい緊張感もあります。
「ユルキル」は先にゲームが発売される予定だったのが延期になって、舞台が先に上演されることになりました。ゲームを楽しみにされている方にも、一足先に舞台で「ユルキル」の世界観を楽しんでいただけたらいいなと思っています。
――演技に関して、今後挑戦したい役や出てみたい作品のジャンルは?
以前からやってみたいと思っていたのが“心を表に出せない”役だったんです。表には出せない中で滲み出てくる感情を、どう表現するかというのがやりがいありそうだなって。でも、今回の「ユルキル」のリナがそのタイプなんです。なので、稽古からその役を楽しんでやっています。
作品だとミステリーが好きなので、秋元康先生原案の「真犯人フラグ」(日本テレビ系)とか、「誰が犯人?」ってみんなで考察しながら楽しめる感じがいいなぁって。あとは「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)のような会話の中から犯人や真実を導き出していくような作品も興味があります。整(ととのう)君とかのせりふの中に豆知識というか、“へぇ~”“なるほど”って思うことが盛り込まれていて、見ていて勉強にもなりました(笑)。
――演技以外にもいろいろお仕事をされていますが、最近始まったのがラジオの冠番組「高柳明音・若井友希のやおだがね!」ですね。
地元のラジオ局、CBCラジオでの冠番組、すごくうれしいです! i☆Ris(アイリス)の若井友希ちゃんとは以前から仲が良くて、私が愛知で、彼女が岐阜で、番組のスタッフさんも東海地方の方なので、二人とも自然に方言が出ちゃったりしています(笑)。1回10分ぐらいの番組なので、聴いてくれていたファンの方も「あっという間だった!」と言っていて、私たちもしゃべっていると本当にあっという間って感じです。
――タイトルからして地元感がありますね。
そうなんです。「やおだがね」っていう言葉だと思っている人も多いんじゃないかな(笑)。初回とかを聴いてくれた方は分かったと思うんですが、岐阜と名古屋の方言を合わせたもので、それぞれ語尾に付く言葉なんです。せっかく地元での冠番組ができたし、ファンの方から「名古屋で公開収録をやってほしい」という声も頂いているので、この番組で実現できたらいいなって思っています。イベントもやってみたいですね。
――ラジオ日本の「高柳明音の生まれてこの方」とはまた違う雰囲気の番組ですね。
「生まれてこの方」は、思ったことがそのまま言葉になっている感じですね。「やおだがね!」は二人なので、違う雰囲気を楽しんでもらえたらいいなって(笑)。