市川愛美「年功序列、暗黙の了解さえ守れば…」
新しくチームKに入ったメンバーに向けて、市川が「年功序列というか、しきたりに厳しかったり、暗黙の了解があったりするけど、そこさえ守っていれば」とアドバイスすると、周りから「怖い怖い!」という声が聞こえ、茂木が「でも、ネチネチした感じじゃなくて、体育会系の分かりやすい感情表現をするメンバーが多いから、みんなが素直に生きていたら楽しい気持ちになれるんじゃないかな」とフォローした。
改めて、新キャプテンとしてチームKの公演に「逆上がり」を選んだ理由を聞かれると、田口は「ひななさんとか茂木さんとか愛美さんは私の中で“チームK”という印象が強いんですけど、新しく田口チームKが始まるにあたって、そのメンバーさんの新しい一面も見せられる公演をやりたいなと思って、10年ぐらいやってなかった『逆上がり』公演を選びました」と語る。
「やったことのある公演だと、『この曲は知っているから振り入れは参加しなくてもいいかな』とか、“AKB48あるある”なんですけど、そこで先輩と交流する場がなくなったりするので、みんながやったことのない公演だったらみんなが参加して仲良くなれるなって(笑)。いろいろ候補はあったんですけど、青春っぽくて、でも大人っぽくもある『逆上がり』公演が一番合ってるんじゃないかと思って選びました」と、キャプテンらしくチーム全体のことを考えてのセレクトだったと明かした。
そんな田口に対して、山内は「田口チームKが始まった頃は愛佳自身が忙しくて一緒にレッスンができなかったんです。でも、参加するようになってからは、忙しい中でも公演の立ち位置とか歌割りに変更が出ていた時、端っこで黙々と一人でスムーズに進むように考えてくれてたりしてくれています。陰でも支えてくれるし、表でも積極的に声をかけてくれたり、今日も昨日の通しリハを見て思ったことをまとめて、みんなに伝えてくれたりして、本当にみんなを支えてくれているキャプテンだなって思いました」と絶賛し、「ついていきます!」と声高らかに宣言した。
◆取材・文=田中隆信