青木崇高&秋元才加、義仲と巴御前の別れのシーンを語る「いろんな思いがこもっている」<鎌倉殿の13人>
青木崇高と秋元才加が、4月24日に行われた「木曽義仲×巴御前プレミアムトーク in 富山県小矢部市」に登壇した。同イベントでは、現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)に登場する木曽義仲を演じる青木と、義仲の愛妾・巴御前を演じる秋元が、義仲ゆかりの地である富山県小矢部市でトークを披露。
青木と秋元が、それぞれの役の印象や、倶利伽羅峠の戦いなど思い出のシーンについて語った。また、義仲と巴御前の別れのシーンについても明かした。
秋元「この方にお仕えできるのが幸せだなと」
――それぞれの役の印象はいかがですか。
青木:義仲は、今度また、源平時代のドラマに出たときもまた木曽義仲を演じたい、ずっと義仲を演じていたい、という方です。知れば知るほど魅力の沼にはまるといいますか、かっこいい役ですから、見る方にちゃんとかっこよく思っていただけるよう、自分の中にあるかどうかも分からない、「かっこいいかも知れない要素」を全面に出して頑張りました(笑)。
秋元:巴の一本眉について、2、30人ぐらいの演出陣やスタッフさんが真剣に私の顔を見ながら「いやこれはちょっとカモメ眉すぎる」とか「これはちょっと濃すぎて視聴者の皆さんが物語に集中できないんじゃないか」とか、真剣に協議したんです(笑)。この眉は、武士という男社会の中で一人戦う女性の化粧っ気や女っ気をすべて消して、義仲様に仕えるという意思の表れなんだと思います。
――巴から見た義仲について教えてください。
秋元:私は正直、歴史にそこまで詳しくなかったので、私にとっては三谷さんが描かれた木曽義仲像が初めての義仲でした。きっと大河ドラマで初めて見た方は私と同じ気持ちの方も多いと思うんですけど、それほど影響力があるんだなと、すごく実感しています。青木さん演じる義仲様は本当に真っすぐで、自分の筋を通していくという姿は人間として美しくて、この方にお仕えできるのが幸せだなと、本当に思っていました。