有村架純が崖っぷち東大卒パラリーガル“石子”に
“石子”こと硝子を演じる有村は、2018年の「中学聖日記」以来、4年ぶりのTBSドラマ出演となる。石子は「真面目でコツコツ積み上げていく、そして石のように頭が固い」ことから「石子」と呼ばれている。東大法学部を首席で卒業したものの司法試験に4回落ちており、周りには「弁護士になれないんじゃなくて、ならない」と言っているが、本当は次も落ちるのが怖くて試験を受けるのを諦めた。
現状の自分にコンプレックスを抱きながらパラリーガルとして父親が営むマチベン「潮法律事務所」に勤めている。石子の父親・綿郎は、お人好しで困っている人を見ると放っておけず、無料で弁護を請け負ってしまうことも。そんな父親のようにはなるまいと、石子は少しの無駄も許さない倹約家で法律事務所の経理も担当している。
中村倫也“羽男“は一見“できる”弁護士だが、あるコンプレックスを抱える
そして、“羽男“こと羽根岡を演じる中村は、TBSドラマへの出演は2020年の「この恋あたためますか」以来2年ぶり、金曜ドラマ枠の出演は2019年の「凪のお暇」以来3年ぶりだ。羽根岡は写真のように見たモノを記憶する「フォトグラフィックメモリー」の持ち主で、司法試験予備試験と司法試験に1回で合格している、一見“できる”弁護士。
「羽のように軽やかな性格」=「羽男」と自称しているが、実際は対応能力に欠けていて想定外のことが起こると思考回路が停止してしまう。それがコンプレックスになっているが、そんな様子を見せまいと「型破りな天才弁護士」をブランディングしている。