4月29日・30日の2日間、幕張メッセで実施された大型イベント「ニコニコ超会議2022」(略称:ニコ超)。3年ぶりのリアル開催となった同イベントには、9万6160人が来場(ネット上では4月23日~30日にかけて開催。ネット総来場者数は1389万1680人)した。その中には、新旧さまざまなアニメやゲーム、コミックなどのキャラクターに扮したコスプレイヤーも多く、各所でコスプレ撮影を楽しむ姿が見られた。
今回の「ニコ超2022」では、現在テレビアニメが放送中の「SPY×FAMILY」が人気で、同作のキャラクターたち(に扮したコスプレイヤー)が続々と集結した。
青山ひかる&霜月めあ、『ニコ超』に参戦!「“併せ”をしたくてお互いに衣装を用意した」
その中でも特に目を引いたのは、人気コスプレイヤーの霜月めあと、グラビアアイドルとしても大活躍中の青山ひかるのペア。それぞれが非常にハイレベルなヨル・フォージャー、アーニャ・フォージャーのコスプレで参加していた。先に「SPY×FAMILY」にハマったのは青山だそうで、彼女に薦められて霜月も同作を読むようになったという。2人に話を聞くと、以下のように答えた。
「おもしろいマンガがあるよと教えてもらって。試しに読んでみたらめちゃくちゃおもしろくて、ハマるのと同時にコスプレ欲もかき立てられました。そこから、せっかくコスプレをするなら“併せ”をしたいね…という話になって、お互いに衣装を用意したんです」(霜月)
「キービジュアルにも書かれている『ただいま。』『おかえり。』というメッセージを体現したようなイベントになっていて、足を踏み入れた瞬間、懐かしい気持ちになりました。大勢の方が集まって、また以前のように皆で盛り上がっている姿を見ていると、それだけで胸がいっぱいになりますね」(青山)
なお、コスプレエリアには「SPY×FAMILY」以外にも、原作コミックが最終回を迎え、実写映画の続報も気になる「ゴールデンカムイ」や、現在、テレビアニメ第4期が放送中の「キングダム」など、話題作のキャラクターに扮したコスプレイヤーが続々と集結。終了時間ギリギリまで、撮影や交流を楽しんでいる姿が印象的だった。
取材・文=ソムタム田井