俳優の矢本悠馬が5月6日、都内にて開催された「ドリームジャンボ宝くじ」「ドリームジャンボミニ」発売記念イベントに、妻夫木聡、岡副麻希と出席。漫才師になりたかったという夢を明かし、上京のきっかけも漫才の相方を探すためであったと語った。
この日のイベントでは、登壇者が各自カードを引き、そこに記載されたお題でトークを展開。「子どもの頃の夢」という話題を引いた矢本は「漫才師になりたかったですね」と明かした。「ダウンタウンさんが好きで、関西出身ということもあって親父にお笑い番組をいっぱい見せてもらって育ってきたので」と振り返り、「『大人になったら絶対漫才師になるんだ』と高校くらいまで思っていました」と告白。
その後、俳優になった経緯を妻夫木が聞くと、矢本は「中学の時も高校の時も『一緒にNSCに行こう』と誘ってくれた友達がいたんですけど、その友達があまりつまらなくて(笑)。地元で相方を見つけられないから東京に出てきたんです」と上京の理由が漫才の相方探しであったことを打ち明けた。
さらに「親は僕に俳優になってほしいみたいな感じで『俳優の学校に行ったら面白いやつがいて相方見つかるかな』と思ったら、見つからなくて。『でもピン芸人は寂しいな』と、俳優になりましたね」と相方との出会いを求め俳優の学校に行ったものの、結果的に俳優になったと説明。
矢本が「まだ(漫才師に)なりたいと思っていますけど」と続けると、妻夫木は「じゃあ明日から...」と矢本を見る。矢本は「相方、また探しはじめます(笑)。1人じゃ叶えられない夢なんで。相方と叶える夢なんで」と笑っていた。
また矢本は俳優業について「割りとコメディの芝居が多いので、ある程度満足はしています」としつつ、「けどやっぱりマイク1本で相方と2人でチャンピオンになりたいですね」と漫才師への夢を諦めきれない様子だった。
取材、文=山田健史
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