「四月は君の嘘」ゲネプロ公開
初日前日の5月6日に、小関裕太、生田絵梨花、唯月ふうか、水田航生らによるゲネプロ、5月7日の初日舞台の前に、木村達成、生田絵梨花、唯月ふうか、寺西拓人らによるゲネプロが公開された。
本来なら、2020年7月に上演予定だった本作。しかし、新型コロナウイルスの影響により開幕目前で全公演が中止に…。その悔しさを晴らすべく、ゲネプロではさらなる成長を遂げた6人がそれぞれの役を生き生きと演じていた。
キャストからの公開初日を迎えたメッセージも到着。
小関裕太(有馬公生役・Wキャスト)
いよいよ初日が迎えられます。劇場に入り、ステージに立ち、開幕に向かって最終チェックをしながら今思い返すのは、開幕することなく中止になってしまった2020の景色。強い喪失感を抱いたあの日を、ステージの上で思い出してしまいました。様々なメッセージが込められている今作ですが、この2年の想いもまたこの作品に通じるものがあります。全力で演じ切りたいと思います。この作品を通じて1人でも多くの方に“色”が生まれますように。
木村達成(有馬公生役・Wキャスト)
ようやくこの日を迎えることが出来てとても嬉しいです。稽古から新しいものを1から作ることの楽しさを難しさを改めて体感しました。苦しみの中に愛を見つけ出す公生を作るのはとても簡単なことではありませんでしたが、このカンパニーに助けられ、愛を喜びに変える公生を作れたと思います。さあ!走り出そう!旅に出よう!
生田絵梨花(宮園かをり役)
公演中止から2年。ようやく幕が開きます!!とても緊張している今ですが、あの頃の情勢や周りの大切な人たちを思い浮かべると、熱いエネルギーが込み上げてきます。カンパニーの仲間、お客さま、この作品に関わってくださる全ての皆さまが、一人で背負わず、共にこの瞬間を生きられるよう、精一杯努めたいと思います。皆さまの目に映る世界がカラフルに色づきますように!