HKT48が、約1年1カ月ぶりとなる15枚目シングル「ビーサンはなぜなくなるのか?」を6月22日にリリース。2022年夏を先取りするサマーチューンとなるこの曲は、矢吹奈子がIZ*ONEから復帰して初めてのシングルであり、矢吹はシングル表題曲としては初めて単独センターを務める。2021年にグループ10周年を迎え、12月に発売された2ndアルバム『アウトスタンディング』を経て、新たなフェーズに突入したHKT48。発売前にグループの中心メンバーとして活躍する矢吹、田中美久、運上弘菜の3人にインタビューを実施し、新曲について話を聞いた他、矢吹が復帰して1年がたったグループ内の様子、6期生18人を迎えてさらにパワーアップしたHTK48の今後についても語ってもらった。
矢吹奈子が復帰後初シングルでセンター「また新たにHKT48の幕を開けるような曲」
――矢吹さんはシングル表題曲では初めての単独センターですね。
矢吹奈子:まずはうれしいという気持ちが一番ですが、気負わず楽しもうと思っています。聞いたのがツアー中だったのですが、今回のツアーは不安が大きかったので、シングルのお話を聞いた時は、素直にうれしいっていう気持ちでした。
「突然 Do love me!」(2021年12月1日発売、HKT48 2ndアルバム『アウトスタンディング』のリード曲)で、「ウインクは3回」(2013年12月11日発売、AKB48 34thシングルのカップリング)以来となる単独センターをやらせていただいたんですが、その時は最初ちょっと不安な気持ちもあったんです。でも、MVを撮ったり、曲を何回か披露させていただく中で、センターへの不安感もなくなったのかなって思います。
――今回は夏曲ということですが、HKT48らしい元気な曲ですね。
田中美久:イントロからすごくいい曲だなと思いました。歌詞もすごくすてきで、“THE 夏曲”だなっていうのがすごく印象に残りました。「早送りカレンダー」(2018年5月2日発売、HKT48 11thシングル)を彷彿とさせるというか、それよりもまた大人になった感じの楽曲かなって思います。
運上弘菜:今までのHKT48にありそうでなかった、新しい風が吹くような曲だなと思いました。これからの季節にピッタリだし、この先もずっと盛り上がる楽曲になるんじゃないかなって思いました。
矢吹:48グループで“夏”っていう曲が最近はなかったのかな? だから、久しぶりにこういう“THE 夏曲”っていう曲を頂けてすごくうれしいです。壮大な曲になっているので、幕をまた開けるような、新しい…本当にまた新たにHKT48の幕を開けるような曲になるんじゃないかなって思います。
――ちなみにビーサンをなくしたことはありますか?
矢吹:私はビーサン持ってないかも。
田中:持ってないですね。
運上:小さい頃は…。
矢吹:でも、脱いでどこかに置いてとか、海に流されるようなことはなかったです(笑)。
運上弘菜、振り付けは「パキパキしていて、格好良いなぁって思ってもらえる」
――この曲は5月7日に熊本で行われたコンサートで初披露されましたが、振り付けについても教えてください。
運上:かわいい振り付けですね。
矢吹:そうですね、かわいい感じの振り付けになっています。かわいいけど格好良い部分もあるような。
田中:うん、分かる。
運上:ちょっと激しいというか、パキパキしていて、見ていて格好良いなぁって思ってもらえるような振り付けかなって思います。
――特に難しいところはどこですか?
矢吹:結構(全体的に)難しい部分が多いかもしれないです。
田中:難しかったぁ。
運上:最近難しい振り付けが全体的に多いです。シングルとか、前回のアルバムもですけど。でも、やっぱり真ん中になこさんがいると引っ張ってくださるから、それは今までと違うなって思います。