志尊淳が、5月13日に都内で行われた映画「バブル」の初日舞台あいさつに、広瀬アリス、梶裕貴、畠中祐、千本木彩花、逢坂良太、荒木哲郎監督と共に登壇した。
「確実に映画館で見てほしい」
舞台あいさつでは、志尊が同作品について「アクションの躍動感を体感してほしいです。映画館で見た方が奥行きを感じられると思うので。また、作中で歌が流れるというのがすごく新鮮でした。いろんな要素で楽しめる作品だと思うので、確実に映画館で見てほしいなって思います」と語った。
志尊淳、なりたいのは…「実力派声優」
そんな中、「自分以外に姿を変えられるとしたら何になってみたいか」という質問が寄せられると、志尊は「実力派声優」と回答し、「今回、現場は楽しかったのですが、(アフレコは)慣れないことでもあるし余裕がなくて純粋には楽しめなかったんです。その時に(梶ら)皆さんみたいな能力を、『お金で譲ってもらえないかな』と思うくらい本当にほしくて!」とアフレコに関して苦労があったことを告白。
最後に、志尊は「作品を見た時に一番最初に感じたことは『本当にこの作品に携われてよかったな』『この経験は最高だったな』という感情でした。それと同時に、この作品から“生きる力”をもらいました。ぜひ、皆さんにも見ていただけたらと思います」とアピールした。
同作品は、世界に降り注いだ泡「バブル」で重力が壊れた東京を舞台に、少年と少女が紡ぐ激しくも切ないラブストーリー。重力が壊れてライフラインが断たれた東京は、家族を失った一部の若者たちの住み家となり、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルの戦場となっていた。そんなある日、危険なプレースタイルで注目を集めていたヒビキ(声・志尊)は無軌道なプレーで重力が歪む海へ落下してしまう。そこに、不思議な力を持つ少女・ウタ(声・りりあ。)が突如現れ、ヒビキの命を救う…というストーリー。
取材、文、撮影=原田健