5月17日(火)に開幕するミュージカル「るろうに剣心 京都編」公開ゲネプロが、5月16日に東京・IHIステージアラウンド東京にて開催され、取材会に主演の緋村剣心役・小池徹平、志々雄真実役・黒羽麻璃央、比古清十郎役・加藤和樹が登壇した。
本作は、これまでにテレビアニメ化、実写映画化もされている和月伸宏のコミック「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―」のミュージカル化。2020年11~12月に公演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受けて全公演中止となっており、今回待望の公演実現となる。
小池「久しぶりに見たわ、麻璃央の顔」
小池は「いよいよ明日初日ということで、みんなの中で実感がすごくわいて。やっとお客さんの前で2年越しに演じられるというのは、非常にワクワクするものがありますし、時間はかかったんですけども、ようやくここまで来れたなという気がしているので、あとは全力で臨むのみです」と万感の思いを語った。
黒羽は開口一番、自身の包帯なしの姿について「まず誰だかわからないっていうのがあると思うんですけど、こちらは包帯(でグルグル巻き)になる前の志々雄真実さんです」と説明。「久しぶりに見たわ、麻璃央の顔」と小池に言われ「ちょっと恥ずかしい」と照れつつ、「この劇場に来て2週間くらい稽古しまして、稽古場では見えなかったものがどんどん明確に見えてきて、やっている僕たちも劇場で新たな発見があったり、昨日の通し(稽古)もめちゃめちゃ楽しかったので、初日(幕が)開くのが一番楽しみです」と期待を口にした。加藤も「正直、この劇場でこのお芝居をやるというのは、相当大変なことだと思うのですが、それに勝る楽しさ、ワクワクする気持ちがあって。昨日通し(稽古)をやって、自分の出番がないシーンを見ていて、本当に心が躍るシーンだったり、ぐっと心が引き寄せられるシーン、数多くの名シーンがあるので、早くそれを見ていただきたいなあという気持ちでいっぱいです」とアピールした。