俳優の神尾楓珠が5月16日に都内で行われた映画「恋は光」(6月17日[金]公開)の完成披露試写会イベントに西野七瀬と小林啓一監督と共に登場。舞台あいさつで、自身が思う“恋の定義”などを語った。
同作は、秋★枝の同名コミックを実写化したもので、4人の大学生が「恋」の定義を巡って大論争を繰り広げるリアルとファンタジーが入り混じる文科系哲学恋愛映画。神尾は“恋する女性が光って見える”という特異な体質を持つ大学生・西条を演じ、西野は西条にずっと片思いをしている幼なじみ・北代を演じる。
神尾「(役と)ずっと向き合っていました」
舞台あいさつでは、神尾が「この作品は4人の大学生が『恋』の定義について意見を交わしていくというストーリーなんですけど、基本、会話劇で、テンポもいいし聞きやすくて本当に面白いので、その会話劇の雰囲気が魅力だと思います」とにっこり。
また、役について「(特異体質という役柄上)いつ役の感覚がなくなるか分からなかったので、ずっと向き合っていました」と振り返った。
神尾「聞かれ過ぎて見失いました(笑)」
そんな中、自身の恋愛観について語る一幕も。
司会者から「自身が思う『恋』の定義って何ですか?」と聞かれた神尾は、「これは本当に取材でよく聞かれるんですよ。もう聞かれ過ぎて見失いました(笑)」と苦笑しながらも、「日によって違うので、すごく可変的なんだなって思うのですが、今日思う『恋』の定義は、好意の延長線上にあるものが恋なんじゃないのかなと。人でも物でも」と回答。
最後に、神尾は「この映画に出てくる4人は本当に個性的で、たぶん見終わった後、みんなのことを好きになって帰ってもらえるんじゃないかなって思うので、全員を応援して見てもらえたらうれしいです」とアピールした。
◆取材・文・撮影=原田健