池田エライザが、今秋放送・配信される「タツノコプロ創立60周年記念 WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ」で、主人公・泥川七音(どろかわなお)、後のドロンジョを演じることが発表された。池田は、WOWOW連続ドラマ初出演となる。このたび、格闘技スタイルのキャラクタービジュアルとティザー、そして池田のコメントが届いた。
ヤッターマンの敵役・ドロンジョに知られざる過去が!
1977年に発表され45年を経た今もなお、多くの人々に愛される国民的アニメ「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」で、正義の味方のヤッターマン1号・2号と対峙する、キュートでセクシー、そして少し間抜けで憎めない敵役として知られるドロンジョ。同作品は、そんなドロンジョの知られざる過去や壮絶な生きざまをとおして、「正義と悪」という永遠の命題を描くダークエンターテイメントだ。
脚本は映画「桐島、部活やめるってよ」で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞、「ディストラクション・ベイビーズ」や、最近では舞台「呪術廻戦」の脚本を手掛ける喜安浩平の他、「ミスミソウ」「許された子どもたち」など、衝撃的な作品で物議を醸してきたクライムサスペンス映画の名手・内藤瑛亮、映画「大事なことほど小声でささやく」「こはく」の横尾初喜らが、ドロンジョを令和に復活させる本プロジェクトに集結した。
また、池田が演じる七音は、貧しく過酷な環境下で自分を勝負の道具のごとく酷使していく役どころ。自分の存在価値を唯一見出せるのが、肉体同士が激しくぶつかり合う真剣勝負の闘いの場。そんな彼女の身に、次々と衝撃的な悲劇が訪れていく。
このたび公開された七音のキャラクタービジュアルの左足には、武骨な作りの機械式の“義足”が装着されている。また、七音とドロンジョの影が重なり合ったティザービジュアルも同時公開。義足の意味、そして七音はなぜ悪に手を染めることになったのか。全く新しいドロンジョが描かれる。
池田エライザのコメント
七音という役柄に向き合う日々は、心身共に過酷の連続でした。生きるために戦う。それが正義か悪かなど考える余地もない。追い詰められた七音に寄り添う過程で簡単なことなど何一つありませんでした。
戦いの場に上がる時も、絶望の淵に立たされた時でさえも、心の中で轟轟と燃える七音の闘心はきっと誰かに希望を与えてくれると思います。
生きる意味を考えすぎてしまうこの世の中で、本能剥き出しで明日に向かって足掻いていくこのキャラクターを演じることができてとても幸せでした。ぜひ、たくさんの方にご覧いただきたいです。