ロバート・秋山竜次扮(ふん)する最先端のクリエイターに迫る「クリエイターズ・ファイル」。今回は、約4200年前に栄華を極めたキナペリア王朝で絶対的権力を誇ったと言われているロイペル12世のミイラが登場。驚くべき古代の謎が明かされる――!?
本邦初公開!肥え太ったミイラたち
相次いだ歴史的発見の総決算として開催された「キナペリア王朝 大ミイラ展」。その見どころは、何といっても王朝の繁栄と没落を体現したミイラの展示だろう。特にロイペル12世のミイラは「大肥満王」といわれた威厳ある姿を今にとどめている。はたして、4200年前にどのような食生活を送っていたのだろうか?
徹底解剖!キナペリア王朝のミステリー
BC2300年頃、クナペリア王朝を倒して成立したキナペリア王朝は、さらに一つ前のレスペリア王朝からの影響も色濃く受けていると言われている。
発掘されたものから、推定体重は100kg、アルコール類は摂取していなかったと推測される。胃からは薬草やスパイスを調合した炭酸飲料、髪、顔、身体、全ての部位から椿油のような成分が検出されており、コスメは一つにまとめていたのではないかとへリック教授(バースティ大学医学部)は分析する。
下に続きます
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています