アキヤマ香の人気コミックの実写ドラマとして2020年10月より放送された「片恋グルメ日記」。“妄想×グルメ”の新食感ラブコメディが人気を集めた本作の待望の続編『片恋グルメ日記2』が5月23日(月)より毎週月曜夜10:00からTOKYO MXにて放送される。前作同様に現実の恋に踏み込めない漫画編集部員・所まどか(通称:コロ)を演じる本仮屋ユイカと、コロが想いを寄せる男性営業部員・八角直哉(通称:八角さん)を演じる平岡祐太が、“妄想トーク”を交えながら本作の魅力を語ってくれた。
ムズキュン展開再び!「パート2を作る“妄想”が実現して嬉しかった」
ーーパート2の制作が決まったときの心境からお聞かせください
本仮屋:パート1のときから良い作品を作っている手応えがあったので、多くの視聴者の方から愛していただけてうれしかったです。おかげさまでこんなに早いタイミングでパート2をやることが決まったので、応援してくださるみなさんには心から感謝の気持ちを伝えたいです。
平岡:パート1の撮影当時からパート2を作るという妄想だけは僕らはしていたので、それが実現すると聞いた瞬間はとてもうれしかったです。今回も全力で八角さんを演じたので、楽しんでいただけたらいいなと思います。
ーーパート1のラストでは八角さんの過去のトラウマが明かされましたが、それでもコロの八角さんへの気持ちは変わらず、パート2では2人が一緒にご飯を食べに行く仲になっていてうれしかったです。お二人はそれぞれの役の魅力をどんなところに感じていますか
本仮屋:コロは、恋愛するうえで自分をさらけ出してまで相手と向き合うのがすごく苦手で、だけどそのままではダメだということに気付くんですよね。それで今回はいろんな男性との出会いを通して変わろうと努力するのですが、そういう素直な性格の彼女が好きですし、人の良いところをよく見ているところも素敵だなと思います。
平岡:僕は最初、八角さんの魅力がなんなのかわからなかったのですが、パート1、パート2と彼を演じていくうちにだんだんと良さがわかってきました。それは何かというと、“包み込むような優しさ”と“ここぞというときの行動力”。とはいえ恋愛に対してトラウマを抱えた八角さんは相変わらずマイペースなのですが、絶妙に少しズレた感覚を持っているコロとはお似合いなのかなと思います(笑)。
本仮屋:今回もいじらしい展開が続くので、“早くくっついちゃえばいいのに!”って視聴者のみなさんもやきもきすると思いますが、ぜひそこも楽しんでいただきたいです(笑)。
ーーなかなか進展しない二人の恋愛にやきもきしますが、だからこそ応援したくなりますし、どうなるかわからないハラハラドキドキがたまらないです(笑)
本仮屋:そう言っていただけて安心しました(笑)。私自身は思ったことをハッキリ言うタイプなので、コロと八角さんを見ていると“もうひとこと言えば良かったのに!”とか“もう一度連絡すればいいのに!”と思うことばかりで(笑)。
平岡:確かに一言あればすぐに分かり合える2人だよね。
本仮屋:そう! でも、どっちもそれができないところが似た者同士というか、不思議と運命の相手なんだろうなと感じさせられるんですよね。お互いを思う気持ちが強いからこそ関係がこじれていくので、なんとしても成就させたいという気持ちに自然とななりました。ただ、コロとしては、決して後ろ向きに悩んでいるのではなく、自分の未来を転がすために悩んでいるので、そのモヤモヤを熱量を持って演じるようにしていました。
平岡:モヤモヤしつつも、パート2は前作よりも二人の関係が揺れ動いていくので、そこにときめいていただけたら嬉しいです(笑)。
本仮屋「職業柄ずっと妄想してます」 ポジティブな妄想は楽しい!?
ーーちなみに、お二人は妄想することはありますか?
本仮屋:職業柄ずっと妄想しているような気がします。
平岡:僕ら俳優は一日のほとんどを妄想で過ごしていますよね(笑)。
本仮屋:たまに妄想したことが役柄や作品とリンクすることがあるので、ただのワクワクの妄想なのか仕事なのか、その境目がわからなくなることも(笑)。
平岡:わかる! 2人とも妄想好きだから現実との境目がちょっと曖昧になることがあるよね(笑)。
本仮屋:私はプライベートでもよく妄想するんですけど、こないだ電車に乗ったときに男子学生が目に入って、その子のリュックに手作りのお守りがついていたんです。その瞬間から“彼は部活少年で、あのお守りはマネージャーからもらったのかもしれない。待てよ…もしかして初恋の人から? それとも最近できた彼女からもらった?”なんて延々と妄想していました(笑)。そういう時間ってすごく楽しいんですよね。
平岡:僕も出演した映画が完成すると、アカデミー賞の授賞スピーチを妄想しています(笑)。
本仮屋:そういうのって大事ですよね。実現可能な妄想だから余計に。
平岡:ポジティブな性格なので、よくそういった妄想はしますね。
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