プロデューサー・松本友香 コメント
永野さん、西島さん、杉野さんが3人揃った姿を初めて見たとき、そこから滲み出る空気に、なんだか素敵な関係性になる予感!!と思い、撮影に向けて期待が高まりました。西島さんとは半年前から何度か役についてお話したり、スタートアップ企業にも取材に行きまして、作品に実直に向き合う姿にとても感銘を受けました。取材先でペンとノートでメモを取る姿がナチュラルに小鳥さんと重なり、西島さんがどんなふうに小鳥さんを演じていくのかとても楽しみになりました。
杉野さんとも事前に会話を重ねていて、丁寧に作品と向き合っていく姿が印象的です。真面目さの奥に、儚ない青年のエモーショナルな感じもあり、皆の胸が締め付けられるような須崎功を素敵に演じてくれそうで今からワクワクしています。
プロデューサー・岩崎愛奈 コメント
若きCEOと共に働く、おじさん部下と優秀なビジネスパートナー。そんなちょっと不思議な組み合わせを、西島秀俊さんと杉野遥亮さんというこの上なく魅力的なお二人に演じていただけることになり、ワクワクが止まりません! 西島さんは、いつも穏やかで垣根のないフラットな空気を纏っていて、その場の雰囲気まで柔らかくしてくださる方。そんな西島さんに、全スタッフがすでにメロメロに(笑)。小鳥さんという人物を築いていくためのたくさんのアイデアを共有してくださるので、その共同作業がとても楽しく、思い描いていた以上に素敵でチャーミングな小鳥さんが誕生していく過程に、日々胸が高鳴っています。
杉野さんはとても真摯に役柄に向き合う姿が印象的。まさに誠実という言葉が似合う方。台詞や衣装ひとつ
ひとつをとても丁寧に汲み取って「須崎はこういう人なんじゃないか」と、多方向から組み立ててくださっています。いろんな思いを胸に主人公・佐奈に寄り添い続ける須崎を、杉野さんなら素敵に繊細に演じてくださると確信しています。
「ユニコーンに乗って」ストーリー
成川佐奈(永野芽郁)は23歳で起業した、教育系アプリを手掛けるスタートアップ企業「ドリームポニー」のCEO。無謀かもしれないが10年以内にユニコーン企業(※評価額が10億ドル以上、設立10年以内の非上場のベンチャー企業)となり、世界中の人々が利用できるようなビジネスにすることを目標に日々奮闘している。
立ち上げ当初こそ急激に成長したものの、次なるサービスの展開が打ち出せず設立から3年目を迎え、売上・技術ともに行き詰まる毎日に焦っていた。プライベートでも日々仕事を第一優先にしており、恋愛に関して無頓着。共同創設者の須崎功(すざき・こう)からひそかに思いを寄せられるも、全く気づいていない。
ある日、そんな彼女のもとにスタートアップ企業の雰囲気とは似ても似つかない中年サラリーマン・小鳥智志(ことり・さとし)が転職してくる。一回りも年が離れた小鳥が転職してきたことで、佐奈の環境は大きく変化していく。
最初は小鳥を疎ましく思う佐奈だが、その経験の豊富さからくるアドバイスや生き方に助けられ、親しみを持つように。一方佐奈の絶対的ビジネスパートナーの功も、小鳥の出現により長年胸に秘めていた佐奈への思いが抑えきれなくなり、チームの均整が崩れる危機に。突如仕事と恋のトライアングルに巻き込まれた佐奈たちの、切ない大人の青春模様が動き出す。