ブラックユーモアの効いたストーリー展開
そうした「ディズニーファンなら楽しめるはず」「映画ファンにはたまらない」という感想の一方で、「ディズニー攻めすぎて大丈夫?」と心配する声も。ブラックユーモアが効きまくっているのだ。
ディズニー製に関係なく、キャラクターたちの登場シーンにちょっとした皮肉っぽさがあったりして、「版権的に大丈夫か?」「マジで怒られるぞ笑」といった反応も。
例えば、デールが働く懐かしのスターたちが集まるノスタルジア・コンベンション・サーキットのシーン。
なんとそこには、セガの大人気ゲームキャラクター、ソニック・ザ・ヘッジホッグが。
いや、本当はちょっと違って、“アグリー・ソニック”という名で出ているのだ。この姿は、2020年に公開された実写映画「ソニック・ザ・ムービー」で最初にトレイラーが公開された時に、あまりの不気味さにファンから不評を買ったデザイン。その後、異例のデザイン変更をして公開日が遅れることにまでなった。
本作ではその“醜いソニック”も実在している世界で、「前はネットでこの人間の歯をちょっと見せただけで大炎上だったけどな」と自虐を言ってしまうのだ。
ほかにも、「BATMAN VS E.T.」なる劇中劇がしっかりと映像付きで登場。また、ブロードウェイミュージカルの実写映画で残念ながら大ヒットとはならなかった「キャッツ」の猫たちが、“不気味の谷”と呼ばれるエリアに行き着いていた…という設定で、見ているこちらがヒヤっとする場面も。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/chip-n-dale-rescue-rangers
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