橋本愛が、7月スタートの水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」(毎週水曜夜、日本テレビ系)で主演を務めることが発表された。橋本は、今作が地上波民放連続ドラマ初主演となる。また、脚本は遊川和彦、プロデューサーは大平太が担当し、「家政婦のミタ」(2011年、日本テレビ系)コンビが新たに「合格率100%を誇る謎の家庭教師」を描く。
3つの家庭を教師する“個別指導式ヒューマンドラマ”
同ドラマは、橋本演じる根津寅子(ねづ・とらこ)が、それぞれの問題を抱えた3つの家庭を教師する“個別指導式ヒューマンドラマ”。「自分の子供を志望校に合格させたい」という切実な願いを持つ、年齢や生活レベルの違う3人の母親と、それぞれに深刻な問題を抱えた子供たちを、トラコが授業によって救っていく。
トラコが教えるのは、勉強以外に生きていく上でとても大切な“正しいお金の使い方”。世の中にある現実を子供たちに見せることで、子供たちは自分の進む道を少しずつ見つけ出していく。さらに、はじめはトラコに対して疑心暗鬼だった親たちも、少しずつ成長していく子供たちを前に、自分たちの人生に自信を持ち始め、新しい家族のあり方を模索するようになる。
トラコを演じるにあたり、橋本は「今回のお話で面白いと思ったのは、トラコが実は、『家庭の教師』であるというところです。ただ単に勉強を教えるだけではなくて、家庭そのものにアプローチしていく姿がすごく面白いなと思います」とコメント。
また、橋本の起用にあたり、脚本を務める遊川氏は「彼女の演じる『家庭教師のトラコ』は、まるで真夏の太陽のような強烈さと、草原を吹きぬける風のような爽やかさと、真夜中の海のような底知れぬ謎を秘めて現れます」と期待の高さを表現。大平プロデューサーは「今は一日も早く、愛さんが演じるトラコの魅力を視聴者の方に届けたいです」と意気込みを語った。