「お前の怒りと力への渇望が破滅を招いた」。淡々と諭すオビ=ワンに、聞く耳を持たないアナキン。「説教なら聞き飽きた!」とオビ=ワンを拒絶し、固い信頼関係で結ばれていたはずの2人はとうとうライトセーバーを手に対峙することになる。
オビ=ワンは、ジェダイを裏切ったアナキンを始末しなければならない。溶岩が流れる中でのライトセーバーの戦いは「スター・ウォーズ」作品の中でもとくに印象的で人気が高いシーン。死闘の中でアナキンが口にした「あんたが憎い!」、それに対するオビ=ワンの「弟だと思っていた。愛していた」という悲痛な一言は、シリーズ史上に残る名シーンとしてファンの心に深く刻み込まれている。
オビ=ワンとダース・ベイダーの知られざる過去を描く
死闘の末、アナキンは敗れた。パドメの死を知ってすべてに絶望したことも重なり、彼は暗黒卿ダース・ベイダーとなった。この死闘の10年後を描くのが今作「オビ=ワン・ケノービ」だ。「エピソード3」のラストでパドメが死の間際に男女の双子を出産したが、今作では双子のうち幼いルーク・スカイウォーカーを陰で見守るオビ=ワンの姿が描かれる。
オビ=ワン役ユアン・マクレガーとダース・ベイダー(アナキン・スカイウォーカー)役ヘイデン・クリステンセンが「エピソード3」以来17年ぶりに共演を果たし、圧巻のライトセーバーアクションを繰り広げる。有名なテーマ曲を作曲したジョン・ウィリアムズもシリーズに帰還する。
「エピソード4」ではオビ=ワンとダース・ベイダーによる最後の直接対決が描かれ、ダース・ベイダーのライトセーバーが振り下ろされた瞬間、オビ=ワンはフォースと一体化する。公開順のシリーズ第1作で世界の度肝を抜いた、このオビ=ワンとダース・ベイダーの壮絶な闘い。そこに至るまでに何があったのかが、今作「オビ=ワン・ケノービ」で明かされる。
かつて弟のように愛し、可愛がっていた弟子がダーク・サイドに落ちていくのを止めることができず、深い悲しみと罪悪感を背負うオビワン。そして、彼を執拗に追う帝国軍の暗黒卿ダース・ベイダー。2人の物語をオビ=ワンの視点から描き、壮大な「スター・ウォーズ」の世界観をさらに深める「オビ=ワン・ケノービ」に期待が高まる。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/obi-wan-kenobi
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