![「マイファミリー」より](https://thetv.jp/i/nw/1086314/10861523.jpg?w=1284)
東堂は「やりがいがある役ですし、難しい役」
――演じる上で意識していたことはありますか?
東堂のせりふは、常にうそと真実が混ざっているんです。第8話を見ていただけたら東堂がなぜこのようなある種のモンスターになったのかが分かると思います。第4話で温人に暴露本のことを告白するところも、真実と、ミッション遂行のためのうそが混ざっているので、すごく難しかったです。
常に心を痛めながら誘拐事件と向き合わなければいけない。そこで、東堂として犯人じゃないことを演じてしまうと、すごく猟奇的なサイコパスな犯人に見えてしまうというか。彼は、悲しき思いを背負った上で、この誘拐事件と立ち向かっているので、サイコパスにはなってはいけないんです。
サイコパスな犯人になってしまうと、この台本の意図からそれてしまうというか。そんな微妙なニュアンスのうそをつき続けて、素直に喜んではいけない、感情を1回殺してから出さなければならないというのは、普段の演技とも違うところなので、すごくやりがいがある役ですし、難しい役だなと思いました。
――二宮さん、多部さん、賀来さんと共演した感想を教えてください。
皆さんとは過去にも共演経験があるので、またご一緒できることは素直にうれしかったです。日曜劇場は、すごく重厚な作品がずっと並んできている枠なので、我々同世代で挑むというのはうれしさと同時に重圧も感じていました。
でも、4人でのシーンがとても多くて、3人のいわずもがなのパワーで、僕は安心して撮影に臨めています。「よし、みんなとなら頑張っていける」「僕も頑張ろう」と思わせてもらいました。
――最後に読者へメッセージをお願いします。
第8話を見ていただければ、ひとまず皆さんのモヤモヤを東堂が自ら解消してくれると思います。ただ、なにせまだ第8話なので、これだけでは終わりません。引き続きよろしくお願いします。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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