「ユニコーンに乗って」ストーリー
成川佐奈(永野芽郁)は23歳で起業した、教育系アプリを手掛けるスタートアップ企業「ドリームポニー」のCEO。無謀かもしれないが10年以内にユニコーン企業(※評価額が10億ドル以上、設立10年以内の非上場のベンチャー企業)となり、世界中の人々が利用できるようなビジネスにすることを目標に日々奮闘している。
立ち上げ当初こそ急激に成長したものの、次なるサービスの展開が打ち出せず設立から3年目を迎え、売上・技術ともに行き詰まる毎日に焦っていた。プライベートでも日々仕事を第一優先にしており、恋愛に関して無頓着。共同創設者の須崎功(すざき・こう)からひそかに思いを寄せられるも、全く気づいていない。
ある日、そんな彼女のもとにスタートアップ企業の雰囲気とは似ても似つかない中年サラリーマン・小鳥智志(ことり・さとし)が転職してくる。一回りも年が離れた小鳥が転職してきたことで、佐奈の環境は大きく変化していく。
最初は小鳥を疎ましく思う佐奈だが、その経験の豊富さからくるアドバイスや生き方に助けられ、親しみを持つように。一方佐奈の絶対的ビジネスパートナーの功も、小鳥の出現により長年胸に秘めていた佐奈への思いが抑えきれなくなり、チームの均整が崩れる危機に。突如仕事と恋のトライアングルに巻き込まれた佐奈たちの、切ない大人の青春模様が動き出す。