新垣結衣“八重”、子どもを救い川に消えた菩薩のような笑み<鎌倉殿の13人>

2022/06/02 06:30 配信

ドラマ レビュー

八重に最悪の事態が訪れる

ところが、悲劇は突然訪れた。

八重は子どもたちを連れて、鎌倉の河原に来た。義村(山本耕史)も共に来ていたが、目を離した隙に川岸から悲鳴が上がった。両親を亡くし、八重の元に来ていた鶴丸(佐藤遙灯)が川の真ん中で岩にしがみつき泣いていたのだ。

八重は「千鶴!」と叫んだ。失った我が子と、鶴丸を重ねていたのだろう。必ず助けるという強い意志を見せたまま川に入っていった八重と鶴丸のことに義村が気付き、鶴丸を岸に上げた。金剛が母を探して声を上げたときにはもう、八重の姿は見当たらなくなっていた。

視聴者のSNSには、八重へのコメントが相次いだ。「芯があって優しくて、最後は義時をしっかり愛してくれていた八重。好きでした涙」「八重さんのこと、数日経っても引きずっている」「これからの義時…やばいんじゃないか?」等、妻を失った後の義時を心配する声も上がっていた。

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