ミュージカル『マギ』開幕!宮島優心「自分に自信が持てるようになった」猪野広樹「全員を愛してしまうような作品」
6月3日開幕の「ミュージカル『マギ』-迷宮組曲(ダンジョンクミキョク)-」の公開ゲネプロが、東京・銀河劇場で開催された。
砂漠を旅する魔導冒険ファンタジー
本作は、『週刊少年サンデー』で連載された大高忍による人気コミック「マギ」のミュージカル化。砂漠を旅する不思議な少年・アラジン(宮島優心)と、一攫千金を狙う若者・アリババ(猪野広樹)の魔導冒険ファンタジー。2人が迷宮(ダンジョン)に眠る“秘宝”を求め旅をする中で、最強の狩猟民族“ファナリス”の少女モルジアナ(岡田奈々)をはじめ、さまざまな人々との出会いと別れを繰り返し、成長していく姿を壮大な音楽と共に描く。
物語は閉じ込められていたアラジンが外の世界に出るシーンからスタート。強欲な商人・ブーデルの元で働くアリババと出会い意気投合したアラジンは、彼からこの世界に突如現れた“迷宮”(ダンジョン)を攻略して宝を手に入れるという夢を聞き、共に迷宮へ挑戦することを決意する。約1万人が命を落としたといわれる第7迷宮・アモンに挑む2人を、とある事情からアラジンを探す悪徳領主・ジャミル、その奴隷であるゴルタスとモルジアナが追う。
プロジェクションマッピングで世界観を表現
迷宮などの建物や、アラジンが持つ“ジンの金属器”の不思議な力、そして“ジンの金属器”に宿るアラジンの友達・ウーゴくんはプロジェクションマッピングによって表現され、舞台上に鮮やかに『マギ』の世界が生み出される。ウーゴくんの声はアニメ版と同様に声優の森川智之が担当し、映像に命を吹き込む。また戦闘シーンではアリババやモルジアナらがキレのあるアクションを披露。
脚本・作詞は舞台「魔法使いの約束」などを手掛ける浅井さやか。演出はミュージカル「封神演義」「ヘタリア」などの吉谷晃太朗。上演時間は約2時間20分(休憩込み)。
「ミュージカル『マギ』-迷宮組曲(ダンジョンクミキョク)-」は、東京公演が銀河劇場にて6月3日(金)から12日(木)まで、大阪公演が森ノ宮ピロティホールにて6月18日(土)・19日(日)に開催される。