今回、義時の前に現れた女性はもう一人。比企尼(草笛光子)の孫で、若く美しい比奈(堀田真由)だ。頼朝の側女にして比企家の地位を盤石にしようと、能員(佐藤二朗)と道(堀内敬子)の画策で送り込まれた比奈だったが、おなご好きの頼朝に気に入られるも政子の目が光りうまくいかず、義時の新しい妻候補となったわけだ。
しかし、義時は比奈の前で「私は後妻をもらうつもりはない」ときっぱり。比奈からすると、何もしていないのに振られた形となり面白くはないが、義時の存在そのものには少し興味がある様子。この先、北条と比企の両家の間でキーパーソンとなっていく女性だ。
今回は、後白河法皇(西田敏行)がこの世を去り、頼朝が征夷大将軍になるなど、歴史的に大きな動きもあった。頼朝が政子に「征夷大将軍~~~!」と呼びかけてもらい破顔一笑するシーンも視聴者の印象に残った。また、伊東祐親(浅野和之)の孫である曽我五郎(田中俊介)と十郎(田邊和也)兄弟が工藤祐経(坪倉由幸)を討つ計画をしていることや、さらに頼朝の命も狙っていることが明かされると、SNSでは「また不穏な空気充満してきた…」「もうね、この時代、政子が笑ってるとうれしくなるよ」「平和な時間をたっぷり見たいけど無理そうだな」等の声が見られ、波乱に満ちた時代の行く末が案じられている様子だ。
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