「特別な時間だった」カイ(EXO)主演ドラマ撮了!
日中韓などで絶大な人気をほこるアジアのトップグループ「EXO」のメンバー、カイが主演することで話題の「連続ドラマW 春が来た」(WOWOW、放送日未定)。主演のカイと、河合勇人監督から、クランクアップのメッセージが届けられた。
日本最高峰とも言われる脚本家、向田邦子の短編「春が来た」を原作にしたこの作品。“家族の再生”という普遍的なテーマを取り上げた原作を現代のドラマとして大胆に再構成。映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」、映画「俺物語!!」など大活躍中の河合勇人が監督を務め、珠玉のヒューマンドラマに仕立て上げた。
WOWOWのオリジナルドラマ史上初めての海外キャストの主演となったカイ(EXO)は、日本のドラマに主演するのも初めて。外国語である日本語での演技や、長期間におよぶ日本滞在という状況にもかかわらず、撮影中は周囲を和ませ、日本人スタッフやキャストとも積極的にコミュニケーションをとっていた。
クランクアップは韓国のリゾート地、済州島。「カイさんの撮影は以上です」と声がかかると、何度も頭を下げ、「本当にさびしい、また明日もここに来たいです!」と笑顔で感謝の言葉を伝えたカイ。一人ひとりのスタッフを回って、「ありがとうございました」と礼儀正しく挨拶をしてまわっていた。
■「春が来た」ストーリー
デパートの下着売り場で働く岸川直子(倉科カナ)は地味で冴えない31歳の独身の販売員。ひょんなことから、ひとりの韓国人のカメラマン、イ・ジウォン(カイ(EXO))と出会う。その日をきっかけにジウォンの存在は直子の家族を少しずつ変えていき…。
■カイ(EXO)コメント
撮影が終わりました。今はとても寂しくて、様々な出来事が頭の中を駆け巡っています。
日本と(韓国の)済州島の 2 カ所で撮影をさせていただきましたが、とても楽しかったですし、本当に充実した時を過ごすことができました。共演者の方々、そして全てのスタッフの皆さん、今までのロケ地、風景、全てが僕の思い出として残りそうです。
日本で初のドラマでありながら主演を演じさせていただき、自分には特別な時間でしたし、全力で臨んだ自分の真っ直ぐな気持ちを、ドラマを通して皆さんに伝えたいです。ドラマヘの期待とジウォン(役名)とカイ、WOWOW へたくさんの応援をよろしくお願いします。
ありがとうございます。
■河合勇人監督コメント
はじめはタカをくくっていた。韓国のトップアーティスト、EXO のカイさんとはどれほどのものか、お手並み拝見よろしく高みの見物を決め込んでいた。撮影が終わったいまこころにぽっかり穴が空いてしまった。激しいカイくんロスに悩まされている。
結論から申しあげるとカイくんは怪物であった。世界のスーパースターとはこれ程のものかと打ちのめされた。とりわけ本質への真っ直ぐなアプローチから役を自分のものにしていく役作りには舌を巻いた。カイさんとジウォンの役柄について話した時ジウォンは冬の岸川家に春をもたらす存在なんだという話をしたカイさんは春そのものにな岸川家だけでなくわれわれスタッフにも春をもたらしてくれました。
視聴者のみなさんにも必ずや春をもたらしてくれるでしょう。ただし、春が去った後のカイくんロスは半端ないのでご注意ください。
放送日未定
WOWOWで放送予定
原作=向田邦子「春が来た」(「隣りの女」所収)文春文庫刊)
監督=河合勇人
脚本=吉田弥生
出演=カイ(EXO) 、倉科カナ、古畑星夏、健太郎、高田聖子/高畑淳子、佐野史郎 ほか