眞栄田郷敦主演「カナカナ」の再放送が決定、制作統括が語る今後の見どころと撮影裏話
眞栄田郷敦が主演を務める夜ドラ「カナカナ」(毎週月~木曜夜10:45-11:00、NHK総合)の再放送が決定した。今回は、第1週から第4週分(第1回~第16回)が6月15日(水)より3日間にわたり再放送される。同作は、西森博之の人気コミックをでドラマ化。元ヤン青年・マサと人の心が読める孤独な女の子・佳奈花が織りなす“ハートフルコメディー”。
また、同ドラマの制作統括を務める海辺潔氏が、ドラマの今後の見どころと、「撮影の合間には三人で熱心に音楽の話をしていた」という眞栄田らの撮影裏話を語った。
海辺潔氏が語る今後の見どころ
佳奈花(加藤柚凪)の失踪事件をきっかけに親子の絆を一層深めたマサ(眞栄田郷敦)と佳奈花(加藤)ですが、愛情は強さをもたらすと同時に弱点ともなります。マサ(眞栄田)の周囲を嗅ぎまわる警察署長・桐島(桐山漣)は佳奈花をマサの弱点と見定め、壮大な、そして回りくどいわなを仕掛け、ついにマサは警察に勾留されてしまいます。
負のスパイラルから抜け出せない沢田(武田真治)は、桐島(桐山)の計画の尻馬に乗り、佳奈花に「マサを助けたかったら俺の言うことを聞け」と揺さぶりをかけ続けます。他人の心を読む能力のある佳奈花でもマサの心の中は読めません。マサは自分の力に気づいているのではないか、嫌われるのではないかという恐怖が佳奈花を縛りつけ、最後にはマサの元を離れる決意をしてしまいます。お互いを大切に思うがゆえに離れ離れになってしまうマサと佳奈花。桐島がマサを執ように狙うのは何故か、沢田が泥沼に落ちた理由や、マサと佳奈花が安寧な生活を手に入れることはできかどうか、今後にご注目いただけたらうれしいです。
悪役を怪しく、そして楽しく演じている武田真治さんと桐山漣さんですが、武田さんは今もライブをこなすサックスプレイヤーですし、桐山さんはかつてバンドでプロを目指したこともあるベーシスト。そして眞栄田郷敦さんはサックスに青春を捧げた経験を持つため、撮影の合間には三人で熱心に音楽の話をしていました。
再放送スケジュール
6月15日(水) NHK総合 2:05~ 第1回~第4回
6月16日(木) NHK総合 2:00~ 第5回~第11回
6月17日(金) NHK総合 2:30~ 第12回~第16回
また、NHKプラスでは、6月17日(金)朝から20日(月)22:45まで、第1回から第20回分を“イッキ見”することができる。