満島真之介のムチャ振りに伊藤沙莉が困惑
満島は伊藤に「沙莉、聞いた方がいいよ。“気になる”って、いつも言ってたじゃん」と質問をするようにうながすが、伊藤は「え?(満島と)恐竜の話、したことないから」と突然にムチャ振りに戸惑った様子。少し考えた後、「お腹が空いていると獰猛になったりすると思うんですけど、お腹がいっぱいの時は近寄っても食べられなかったりしますか?」と質問。恐竜くんは「大丈夫だと思います。動物園に行ってもライオンって昼寝ばかりしてますよね。体が大きいと食べ溜めの度合いも大きくなると思うので、意外と恐竜もお腹さえいっぱいであれば大丈夫だと思います」と丁寧に答えた。
満島からの質問は「ティラノサウルスの手の長さがめっちゃ気になってます。“短い!”って(笑)。人間と共存するなら、ネイリストとか紹介してあげて、キレイな爪にしてあげるといい距離感を作れるんじゃないかと思うんですけど」という内容。それについては「ティラノサウルスの手の長さは僕の手の長さと同じぐらいです。手は小さいんですけど、200キロぐらいの物はヒョイと持ち上げられるのでネイリストさんは命懸けになりそうです」と答え、「鳥と近いと話しましたが、鳥が求愛ダンスをするように、繁殖期に飾り立てる恐竜もいるので、ネイルをキレイにするというのは意外と“アリ”なんじゃないかと思います」と補足すると、それを聞いた満島は「悪くないねぇ(笑)」とニッコリ。
シリーズの大ファン・こがけんが魅力を熱弁
玉木からの「前作の中で、獰猛な恐竜が現れた場合、暗くしたり、息を潜めていれば気づかれないというのがありましたが、そうすると存在はバレずに済みますか?」という質問には、「リアルな恐竜で考えるとおすすめはしません。彼らは知能よりも嗅覚や聴覚が発達していて、特に鼻はよく効くので隠れたりするのはあまり効果的ではありません」とのことで、「ただ、鳥と恐竜の特徴として足首を捻ったり、股関節を開いたりすることができないので、小回りがきかないんです。なので、逃げる時に急に方向を変えると逃げ切れる可能性があるかもしれません」というアドバイスも。
シンポジウム前半の最後は、シリーズの大ファンであるこがけんが、本シリーズと最新作の見どころをしっかりとアピールした。「とにかく見てもらいたいのはCGの迫力ある映像。でも、それだけじゃない。『これって全部“人災”じゃない?』っていう人類への痛烈なメッセージがあって、犠牲者は子供なんです。大人の思惑だったり、大人が招いたトラブルのしわ寄せが全部子供に!そして全シリーズ通して出てくるのが“親子”の話。親子を切り口に共感できるのも、このシリーズの優れたところです」と熱く語った。
映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」は7月29日(金)より全国ロードショー。