坂口健太郎“金剛”が初登場で巻狩りに…視聴者「会話のテンポが最高!」<鎌倉殿の13人>

2022/06/15 12:08 配信

ドラマ レビュー


義時は万寿が獲物を射止めやすいような巻狩りの布陣を熟考したり、比奈(堀田真由)と鹿の糞をたどって歩き鹿の生態を把握するなど試行錯誤。しまいには「動かぬ鹿を用意してほしい」と言われて、金剛が初日に仕留めた子鹿に八田(市原隼人)が車輪を付けて引っ張り、万寿が矢を放った瞬間に倒れる仕掛けを作った。

大喜びしてみせた万寿だが、仕組まれた芝居であることは勘付いていた。御家人たちが頼朝と万寿に気遣うあまり、滑稽な巻狩りになってしまったようだ。

頼朝が“死んだ”という情報で騒然となる

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第23回場面写真(C)NHK

物語後半は、曽我兄弟の襲撃に震える展開となった。頼朝が比奈の元へ忍んで向かった夜、祐経(坪倉由幸)は頼朝の布団で寝たふりをして身代わりを務めていた。その寝所を襲ったのが曽我五郎(田中俊介)。頼朝が襲撃されたという知らせは鎌倉中に広まった。

政子(小池栄子)は頼朝と万寿を心配し、範頼(迫田孝也)は「兄上が亡くなったのはまことか」と取り乱し、実衣(宮澤エマ)は万が一鎌倉殿が亡くなっていたらば自分の身にも変化が起きるという無意識の野心に気付いて自分でも怖くなっていた。

死んだのは頼朝ではなく祐経。義時は頼朝に「これは敵討ちを装った謀反ではなく、謀反を装った敵討ちにございます」と説明し、とっさの機転を利かせた形となった。

視聴者は「巻狩りコントにめっちゃ笑った」「金剛の成長、頼もしくもありちょっと切なくもあったな」「なにより実衣にゾッとしちゃった」「感情が行ったり来たりすごいよね、この大河。会話のテンポが最高なのよ」等、SNSで感想を言い合って盛り上がっていた。

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