真山りか収録後コメント
――原作を読んだ時の印象は?
「たぶんモテない」っていうタイトルなんですけど、私は、ほむら先生のこと割と好きなタイプだなって思いました。ちょっと卑屈な部分があったり、周りが引いちゃうくらい闇のオーラを発してるキャラクターは、私結構好きで魅力的に感じます。
蓮見さんが“グイグイ系女子”でほむら先生がちょっと“引き引き系男子”だと思うんですけど、ときどきほむら先生が蓮見さんに歩み寄るシーンにキュンってしますね。胸キュンもあるけど、でもちょっと切ないというのがこの漫画の印象ですね。とても面白いのでぜひ皆さんも見ていただけたら嬉しいです。
――演技で意識したポイントはありますか?
監督から最初に、距離感が大事だとアドバイスをいただきました。なので距離感だけは大切に守っておこうと思って。遠くに(言葉を)投げかけてるのか近くに投げかけてるのかをしっかり意識して挑みました。
――以前にも声優の経験がありますが、その時と比べて成長を感じた点はありましたか?
一度も噛まなかったことは大きな成長ですね。緊張して噛んじゃうことが多かったんですけど、今回は噛まずにできました。あと、私普段ものすごく早口なんですよ。コミックを読んでいる方は多分ゆっくり読まれると思うので、むしろ「ちょっと早口で言ってみて」って監督からディレクションをいただくくらいにはゆっくり言えたんじゃないかなと思います。
――収録に密着した動画がニコニコチャンネル「真山りかのアニメ300%」でも公開されるそうですが、今回の収録に自分で点数つけるとしたら何点ですか?
えーそうだな…70点くらい(笑)。100点満点はまだ早いので70点ですかね。
――榎木淳弥さんと高森奈津美さんと共演すると聞いたときの感想は?
共演って言っていいんだろうか(笑)。急になんかふくらはぎがかゆくなるくらい本当にびっくりしましたね。実際、事前に収録されたお二人のお芝居の音を聞かせていただいたんですけど、本当に「あそこにほむら先生と蓮見さんがいる!」と思って。それがドキドキでした。すごく光栄です。お会いできなくて残念だったんですけど、でもお会いしたら多分緊張して私、声出なかっただろうから、お会いできなくて残念だけどほっとしている部分もあります。いつかお会いできたらいいなと思います。