話題の「アベンジャーズ展」に潜入!“ヒーロー”たちの展示が目と心の保養に
歴代アイアンマンのパワードスーツの展示も、目と心の保養になる。アイアンマンの心臓というべき“アーク・リアクター”の変遷にも深い歴史を感じてしみじみしつつ歩みを進めると、地面に、相当にリアルに感じられる巨大アリの大群が。ウワッ!集合体か、と身構えてしまったが、やがてそのアリは矢印を作り、“アントマン”のコーナーへと案内してくれる。
ラストでは、入場時からここに至るまでの学習と体験の成果が問われる。いやおうなしに各チームに配属され、デバイス(フードコートで注文したときに受け取るような物)を手渡されるのだ。闘いの実践だ。
こちらは目まぐるしい画面展開に「どれを倒すんだっけ」とオタオタするばかりだったけれど、他のみんな(子どもたちの瞬発力のすごさに目を見張った)が頑張ってくれたおかげで、一件落着。アベンジャーズの歴史、迫力を体感しながら、少しだけ強くなったような気分のまま会場を後にした。
「アイアンマン」「ブラックパンサー」など「アベンジャーズ」関連作品は動画配信サービス・ディズニープラスで配信中。映画「ソー:ラブ・アンド・サンダー」は7月8日(金)より劇場公開。「アベンジャーズ展」は7月8日(金)から、京都・京都市京セラ美術館に場所を移して開催される。古都とアベンジャーズの「マッチングの妙」が、東京とは別種の興奮を運ぶに違いない。
◆取材・文=原田和典
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