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事件の真相に迫る柳俊太郎“隼人”がふと見せる兄の顔が切ない「君は許せるかい?」<教祖のムスメ>

2022/06/24 10:00

「教祖のムスメ」第4話より
「教祖のムスメ」第4話より (C)「教祖のムスメ」製作委員会・MBS

茅島みずきが主演を務める学園サイコサスペンス「教祖のムスメ」(毎週木曜夜0:59-1:29ほかMBSほか)の第4話が6月23日に放送された。3話ラストで中野亜紀(莉子)が学校の屋上から転落死。4話では、刑事であり亜紀の兄でもある中野隼人(柳俊太郎)の静かな悲しみの演技が際立った。(以下、ネタバレが含まれます) ※柳俊太郎の「柳」は木へんに夘が正式表記

亜紀の転落死…隼人は事件を疑う


「教祖のムスメ」は、茅島演じる謎多き美人転校生・沙羅の登場をきっかけに、同じクラスの和馬(藤原大祐)ら周囲の人々の日常が変貌していく学園サイコサスペンス。11年前に起きたある事件を背景に、「洗脳」「正義」「疑惑」「救い」といったキーワードで人間の深層心理を描いていく。

亜紀の転落死はすぐに、刑事である隼人の耳にも入った。誰もが自殺だと考える中、違和感を覚える隼人。夏の予定を立ててはしゃいでいた亜紀を思い出し、事件性を疑っていた。

4話では、隼人が捜査を開始。やりすぎとも思える全校生徒への事情聴取に踏み切った。一真や、一真の双子の妹・いちか(豊島花)をはじめ生徒たちはみな沈黙。だが沙羅だけは、いちかが亜紀と揉めていたこと、いちかが亜紀に屋上に呼び出されていたと証言。隼人の疑いの目は、いちかに向けられていった。

「今は後悔しか浮かばない」兄・隼人の深い悲しみ


生徒たちへの事情聴取後には、隼人がふと兄としての感情を滲ませる場面が描かれた。亜紀の荷物を引き取りに、教室へやって来た隼人。たまたま教室にいた一真に、刑事としてではなく兄として、しずかに語りはじめた。

「妹のこと、大切にしてきたつもりなんだが、今は後悔しか浮かばない。こんなことになるなら、もっと一緒にいたかった。もっと、いろいろ話をすればよかった」。淡々と語る中にも、深い悲しみがこもる。

そして隼人は「君はゆるせるかい?君の妹がこんな目に遭ったら…その犯人を許すことができるかい?だから真相をはっきりさせなきゃいけない。妹のためにも」と、固い決意をにじませた。

下に続きます

画像一覧
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  • 「教祖のムスメ」第4話より
  • 【写真】兄としての悲しみを滲ませる隼人(柳俊太郎)
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