6月26日、SKE48の古畑奈和が5月31日に発売された1st写真集「感情の境界線」(光文社)の発売記念イベントを都内で開催。イベント前には取材会が行われ、古畑が記者からの質問に答えた。
写真集を出したいという気持ちはありました
――発売から約1カ月経ちましたが、まずは発売の感想や周囲の反響などを教えてください。
今回、こうやって写真集を発売できてすごくうれしかったです。SKE48で10年活動してきて「10年という区切りの良いところで出しませんか?」と言われて、私はSKE48で活動して10年を迎えた実感があまりなかったっていうのと、「10年やったからこそこれがあったね」って形として残るものはなかったので、こうやって1つの作品としてSKE48に10年いたことが残せてすごくうれしかったです。
お声を掛けていただくというのも、全員がそうしていただけるわけではないのですごくうれしかったです。それだけでもSKE48で活動してきてよかったなって思うし、自分のやりたいことができて、それをファンの方に手に取っていただいて喜んでもらえるものが作れたっていうのは、本当にありがたいことだなと思っています。
――以前から写真集を出したいという気持ちはあったんですか?
昔、755っていうアプリがあったんですけど、勝ち残ったら写真集出せるよっていうイベント(※2015年)があって、そこで最後の2人まで残ったんですけど負けてしまって。
雑誌の付録のミニ写真集みたいなものは出させていただいたんですけど、やっぱりそのときから、あまり公には言ってこなかったですけど、写真集を出したいという気持ちはあったし、グラビアのお仕事がすごく好きで、自分しか写っていないものが残るということに憧れがありました。
でも、その勝負に負けてしまってからファンの方に「出したいよね?」って言われても、「いや、でも、負けた前例があるからな…」みたいな、私の中に傷が残っている状態で。
だから、今回こうやって出せたということで、写真集へのそのイメージもなくなったし、自分がグラビアをやってもいいのかなって思える瞬間でもあったのでよかったなと思って。本当に傷が癒えた写真集になりました(笑)。
――撮影地は古畑さんの希望だったんですか? それとも編集側の提案だったんですか?
場所に関しては私は何も言ってなくて。というのも、普段あんまりお出かけも行かないし、どこかロケに行っても外に出るタイプではなかったので、自分でどこがいいとか分からなくて。
今回の写真集は王道というよりはちょっと個性的な部分もあるので、自分じゃ調べきれないですし、そこはやっぱりプロの方に任せた方がいいなと思って、光文社さんに全てお任せしました。