小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第25回「天が望んだ男」が6月26日に放送された。大泉洋“頼朝”の死期が忍び寄る展開となり、独裁的政治を貫いてきた男の衝撃的な姿が描かれ、放送後のTwitterトレンドランキングは今週も1位を記録した。 (以下、ネタバレが含まれます)
三谷幸喜が脚本を務める「鎌倉殿の13人」は、源頼朝(大泉洋)に全てを学び、武士の世を盤石にした男・北条義時(小栗旬)と、彼を中心に鎌倉幕府将軍“鎌倉殿”を支えた13人の家臣団の生きざまを描く物語。
第25回では、頼朝の様子が終始おかしかった。しょっちゅう悪夢にうなされる頼朝だが、最近見る夢は強烈で、自分の亡きがらを囲み、妻の政子(小池栄子)らが泣いている姿を見てしまったのだ。「まだ死にとうない」とオロオロする頼朝は全成(新納慎也)に助けを求め、相性の悪い“平家の赤色を避ける”、“久しぶりの者とは対面しない”、“赤子を抱いてはいけない”等、縁起の悪そうなあらゆる事柄から逃げるようにして過ごす。
敵を増やし過ぎた頼朝は、他人を信じることができなくなってきていた。誰が味方で、誰が敵なのか分からなくなり、人間不信になった頼朝は、義時に「北条は信じていいのか」と問う。自分から近い者であっても疑うようになってしまった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)