健康的な小麦色の肌から“黒すぎる女子アナ”として話題に
――新人時代、忘れられない失敗や、うれしかったことなど、印象的だった出来事はありますか?
たくさんあるんですけど、最初にお天気とスポーツコーナーを担当したとき、イントネーションが大阪と違うものが多くて、それは大変でした。例えば、“雨”とか。そういうものって自分の中で染みついていて、疑うことがなかったし、調べようともしていなかったので、何が違うんだろう?と思ってしまって。そういう部分で結構つまずいていました。生放送だから、当然一度発した言葉は電波に乗ってしまうのですが、それが怖いなと思う時期もありました。のちに生配信とかいろいろ経験して、今では“やっぱり生って面白いな”って思えるんですけど。
――当時、小麦色の肌で健康的なイメージの岡副さんが“黒すぎる女子アナ”というキャッチーな呼ばれ方で注目されたことも。当時、ご自身としてはどんな心境でしたか?
人生でそういう部分に注目されたことがなかったので、何でそんなに反応するんだろう、って思って、あまり気にしていませんでした。でも周りを見ると、確かに色白の人が多いかも、っていう感じで(笑)。むしろ、私の人生の中では、もっと焼けているときもあったんです。遠泳をしているときや、甲子園で応援しているときとか…。その頃に比べると、そこまで黒くもないのに?という気持ちでした(笑)。
――注目度や知名度が上がったのではないかと思うのですが、何か変化はありましたか?
イベント取材に向かう電車の中とか、人がたくさんいるところでは、なんかコソコソッて話してる人がいるなぁみたいなときはありました。でも東京の方はそのぐらいです。これが大阪では、ガーッて集まって来るんですよ。でも実際来たら、「あの子誰やろ?」とか、周りが行くから自分も行く、みたいな方も多くて(笑)。県民性の違いを感じましたね。
――アナウンサーという仕事や、“伝えること”をもっとやっていきたい、頑張りたいと思った出来事やきっかけはありましたか?
最初の2、3年は本当に勢いでやっていて、そんなに余裕がなかったんです。しかも、その解決とか解消の仕方も分からなくて、結構しんどいときもあったんですけど、「めざましどようび」の佐野(瑞樹)アナウンサーに会ってからは、それを楽しむスタンスというか、楽しみつつ働く、ということを教わった気がします。
――「めざましテレビ」を担当されていた方にお話しを聞くと、皆さん「めざましファミリーは本当にアットホームで家族のようだ」とおっしゃいます。
本当にそうですね。ディレクターさんを含めて、ご一緒させていただいていた皆さんが“育ててくれた”という感覚がすごくあります。それこそ、最初はイベント取材が多かったので、食レポとかも本当にイチから教えていただきました。
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