マーベル・スタジオの最新作であるオリジナルドラマシリーズ「ミズ・マーベル」第4話が6月29日に配信された。主人公・カマラは、バングルと家族の謎をとくため、パキスタンへ向かった。新たな出会いで謎が少しずつ明らかになるが、再び襲われるという展開になった。(以下、ネタバレがあります)
カマラがパキスタンへ旅立つ
同作は、マーベル・スタジオが製作し、「アイアンマン」「インクレディブル・ハルク」「マイティ・ソー」などヒーローの活躍を描くMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズの新作。毎週水曜昼4時、ディズニープラス独占配信となる。
主人公は、そのMCUの真骨頂ともいえる、人類の危機に立ち向かうためヒーローたちが集結した究極のチーム“アベンジャーズ”オタクの女子高校生、カマラ・カーン(イマン・ヴェラーニ)。アベンジャーズのなかでもキャプテン・マーベルに憧れる彼女がある日突然、強大な力を手に入れ、ヒーローとして覚醒していく。
日本語吹き替えでは、カマラの声を松岡美里が担当。そのほかカマラの親友・ブルーノを新祐樹、ナキアをファイルーズあい、第4話から登場したカリームを岡本信彦が務める。
第4話は、カマラが光=ヌールのパワーが覚醒するきっかけとなったバングルと、それに深く関わる家族の謎を解くため、母・ムニーバとともに祖母のいるパキスタンへ向かった。
バングルの重要性が明かされる
兄の結婚式で曾祖母アイシャの仲間でもあるナジマたちクランデスティンに襲われたカマラ。その時に列車のビジョンを見たことで、祖母・サナからパキスタンにすぐに来るように言われた。実は祖母もそのビジョンを過去に見たことがあったのだ。
パキスタンにやってきたカマラは、列車のヒントを求めてカラチ駅へ。そこで赤いスカーフで鼻から下を覆った青年・カリームと出会う。ヌールを感じて追ってきた彼は、クランデスティンから仲間を守る役割を持つ“レッド・ダガーズ”の一員だった。
そしてレッド・ダガーズの隠れ家で、カマラはクランデスティンの別次元が現世界と共存しており、ヌールのヴェールで隔てられていると知った。クランデスティンが自分たちの世界に戻るためにバングルの力でそのヴェールを裂くと、いまの世界が侵食されてしまうのだという。
異次元が存在し、バングルの重要性も説明されたことで、物語が次の段階へと移りつつあり、その面白さに引き付けられた。
ヴィレッジブックス
発売日: 2017/09/28