「スター・ウォーズ」シリーズの最新作である、オリジナルドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」。タイトルにもなっているキャラクター、オビ=ワン(ユアン・マクレガー/日本語版の声:森川智之)の知られざる心情などを描いた物語が6月22日の第6話の配信をもって最終回を迎えた。今作はオビ=ワンの内面に踏み込み、シリーズに深みを与えた作品となった。
“罪悪感”に苦しんでいたオビ=ワン
「オビ=ワン・ケノービ」の主人公は正義の騎士である“ジェダイ・マスター”のオビ=ワン・ケノービ。物語内の時系列的には「新三部作(エピソード1~3)」と「旧三部作(エピソード4~6」の間を埋めた作品。ディズニープラスで全6話のドラマシリーズとして独占配信中。
「エピソード3/シスの復讐」(映画公開順では6作目)でダース・ベイダーと化してしまった元弟子アナキンと哀しき死闘を繰り広げたオビ=ワン。今作はその10年後であり、アナキンの息子ルークの物語「エピソード4/新たなる希望」(公開順では1作目)が幕を開ける9年前の世界だ。
強い男であったはずのオビ=ワンが今作「オビ=ワン・ケノービ」の第1話で見せた表情は、なんとも寂しく疲弊しているような元気のなさ。映画「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」から10年が経った時代の物語であるため、一気に老け込んだという印象だ。
しかし、その変化には年齢的なもの以外にも理由があった。オビ=ワンはかつて師弟関係にあったアナキンを自らの手で殺したと思って生きており、罪悪感により苦しんでいたのだ。しかしながら、衝撃的な事実が判明する。アナキンは生きていた。そして暗黒卿“ダース・ベイダー”となって反乱同盟軍を滅ぼそうとする最凶のキャラクターへと変貌していくのである。
今作でダース・ベイダーはオビ=ワンの命を執拗に狙う。シリーズを通して“悪”として描かれているダース・ベイダーとオビ=ワンの因縁が「オビ=ワン・ケノービ」では細やかに描かれている。
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