最後に選ばれた3名の魅力は
こうして1人、また1人と旅の終わりを迎え、今回の配信では9名から一気に3名にまで候補者が絞られた。最後の3名に選ばれたのは、前述した長谷川と、ムエタイデートで熱き戦いを見せたマクファーとジェイだ。
マクファーが尾崎の心を射止めたのは、エピソード5での一幕。この日、尾崎と中道と2ショットデートが行われる中、他のメンバーに司会進行役の坂東工から“ストールンローズ”が送られた。ストールンローズとは、バチェロレッテとデート中の男性からバチェロレッテを略奪できる可能性を秘めた特別なローズ。
しかし、あくまでも決定権はバチェロレッテにあり、受け取ってもらえなければ即脱落となる。そんな厳しい条件を飲んだ上で、他のメンバーに頭を下げてローズを手に取り、尾崎のもとに向かったのはマクファーだった。「本当に美紀ちゃんのこと、愛してる。身勝手かもしれないけど、こういう風にしか表現する方法はなかった」とローズを差し出すマクファー。そのなりふり構わず、まっすぐ愛を伝え続ける姿勢に感服せざるを得ない。尾崎もしっかりハートを掴まれたようで、インタビューでは「やっぱり優樹君に惹かれている」という明確な思いを口にしている。
一方、ジェイはプランニングデートで一番尊敬していた父親の死や、母親の闘病について明かした。その後、金銭的な面で家族をサポートするため、来日したという。実は尾崎の方も大学時代に親友の事故死を経験。その時に感じた「中途半端に生きるのはやめよう」という思いを胸にここまでやってきたと語る。
そんな尾崎を「彼女は空から美紀さんを見守っていて、いつでもそばにいるはずです」という温かい言葉で包み込むジェイ。人生で最も辛かった経験を分かち合うことで、2人の距離はグッと縮まったように思えた。さらに言えば、尾崎は自分の身の上話を明かしたのは今回が初。それはジェイの人柄があってこそ。
一緒にいると心が温まる優しいジェイか、情熱的な愛を注いでくれるマクファーか、それとも鎧を剥いだ自然体の自分で向き合える長谷川か。奇しくもプロスポーツ選手の3名が残った『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2。
エピソード7〜8は、7月21日(木)の夜10時から配信となる。旅の舞台は日本へ。ついに尾崎は3名の家族と対面する。さらに尾崎がお別れした男性陣による最終回直前のトークセッションも同時配信!本編では語られることがなかった禁断の裏側を覗いてみよう。
※尾崎美紀の「崎」は「たつさき」が正式表記
■文・苫とり子
「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン2
配信開始日:2022年7月7日(木)夜10時より独占配信開始(話数:全10話)7月7日(木)夜10時 第1話-第3話
7月14日(木)夜10時 第4話-第6話
7月21日(木)夜10時 第7話-第8話
7月28日(木)夜10時 第9話-第10話