永野芽郁が主演を務める火曜ドラマ「ユニコーンに乗って」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第3話が7月19日に放送された。佐奈(永野)と功(杉野遥亮)が“ビジネスパートナー”になるに至った回想エピソードが中心に描かれ、佐奈と功の切ない関係も判明。視聴者からも共感の声が上がり、Twitterでは「#ユニコーンに乗って」が放送後、トレンド入りする反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)
「俺でよければ力になるよ」
「ユニコーンに乗って」は、教育系アプリを手掛けるスタートアップ企業「ドリームポニー」のCEO・佐奈のもとに、おじさんサラリーマン・小鳥(西島秀俊)が部下として転職してきたことから始まる“大人の青春”ドラマ。佐奈が、ビジネスパートナーの功や次郎(前原滉)とタッグを組み、仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる姿を爽やかに描く。
第3話では、佐奈たちが「ドリームポニー」を立ち上げ起業するまでの過去のエピソードが描かれた。起業して教育アプリを作る、という夢のため大学の授業をこっそり聴講していた佐奈。その熱意を目の当たりにし、功は「残りの学生生活、俺でよければ力になるよ」と申し出たのだった。
一緒にアプリを作っていく中で、佐奈の夢が功自身の夢にもなっていった。佐奈・功・次郎は力を合わせ、学生ビジネスコンテスト(ビジコン)に優勝。賞金100万円を獲得し、一気に起業の夢を実現した。
「いっときの感情なんかじゃない」
だが、大規模不動産グループの跡取り息子である功にとって、その決断は大きかった。敷かれたレールを拒否したことで、家族とは疎遠に。それでも「佐奈とここで出会って、初めて一つのことにこんなにも夢中になれた」と決意は固く、「それは、恋愛感情なしでもだよね?」と問う佐奈に「いっときの感情なんかじゃない」ときっぱり答えた。